道東の原生花園は季節によって咲く花も変わるけど、大抵の場合は見頃は6月中旬頃から7月上旬までである。つまり、8月を直前にしたタイミングは、ぱっと見で限られた花しか咲いていない。そんなタイミングであっても、僕は十勝の海岸線に点在する原生花園や沼などの景色が好きで、チャンスがあれば訪れてしまう場所の一つ。
釧路や厚岸方面にも魅力的な原生花園も多いし、そちらも好きな場所だけど、十勝の海岸線は派手さはなくとも、長大な砂浜が続く海浜風景は大昔と変わっていない。海岸線に点在する花々も然り。そんな素朴さが魅力の場所だ。
観光地ではない為、訪れる人も極端に少ないという事も魅力だと思う。しかしながら、8月になると海岸線には多くの竿が乱立することになる。
湧洞沼は十勝海岸の中でも最大の沼で、自然の残された場所の一つ。この沼の特徴は漁業権が設定されていないようで、しじみを採取しても問題はないらしい。但し、漁法については漁業権が設定されていなくても適応されるので、違法となる漁具を用いると密漁となってしまうようだ。
湧洞沼は海との境界は砂であり、シーズンになると多くの花が咲き乱れる。記憶ではエゾカンゾウとノハナショウブが大群落を作っている筈だ。タイミングは年によって違うけど、6月下旬から咲き始める筈だ。
ハマナスは何処でも点在しているけど、それらのシーズンが終わると写真にあるようにエゾフウロが咲いている(エゾフウロだと思うが、もしかするとハマフウロかも)。
エゾフウロとハマフウロの簡単な見分け方は毛の量、あるいは花弁の付け根が重なるかどうかという事を言われているらしい。もっとも、中間の存在もあるわけで僕の知識では同定は難しい(キノコ以上に難しいと思う…)。
もっとも、ハマフウロはエゾフウロの変種と言われているらしいので、自然に咲いているのであれば僕はどちらでも良いとは思っている。
素晴らしい写真をありがとうございます。
本当に良い場所ですよね、私も帯広在住時に晩夏から秋にかけてよく訪れました。
2年前に行った際はタンチョウのつがいがおりました。冬ではなかったのでタンチョウも増えたのでしょう。
湧洞沼は遠浅で中心部でも1m40,50㎝の水深だったと思います。当時の上司が淡路島出身でウィンドサーフィンに誘われ何度かやりましたが、流されて沖合に行っても水深は変わらず水がぬるかったことを思い出します、あと、シジミの貝殻か底に敷き詰められており足の裏がザクザクに切れたことも。なぜか痛みはなく化膿もしなかったのですが、海水が混じっているからですかね。
海とのつなぎ目の砂嘴を定期的に破り水を調整していたと思います(何のためかは分かりませんが)。
今年の南十勝は釣り人生の中でも一番の釣りができました、魚体が大きいうえに数が釣れ楽しい釣りでしたが、2日目に同行した釣友が転倒し指を骨折、足の肉離れをしてしまい、上り場所を探していた私は枝沢の中にけつまづいて頭から真っ逆さまに落ちました。
幸い大きなたんこぶと軽いむち打ちで済みましたが、首がゴキっとなったときは脊損かと覚悟しました。
お互い60歳を超えた歳ですので情けない思いの残る釣行となってしまいました。身体の柔軟性が無くなってきているのでしょうが、この先が思いやられます。とはいってもまた行きますが(笑)。
ZENさん、こんにちは
南十勝で良い釣りが出来たそうで、喜ばしく思います。
私がメインに通っていたのは、えりも界隈ですが、十勝も勿論何度も通っています。
1番釣れた頃は歴舟水系が何処に入っても8寸から9寸の型揃いという事もありましたが、やはり降雨などのタイミング次第だった気がします。
ご友人、ZENさん お二人とも大した事がなく良かったです。
渓流に限らず、釣友も還暦を越えてから転んだり、身体あちこちが痛いと良く言っています。
辛うじて私はまだ何とか動けますが、持病もあるので、いつまで元気に釣りが出来るか何とも言えません。
それでも、今後も野遊びが出来るように、最低限の体力維持は続けていきたいものですね。