都心の紅葉

北大植物園の紅葉 この木が一番美しかった。

北大植物園の紅葉 この木が一番美しかった。

出張準備や冬支度などにあてた週末だったが、天候も悪く、何れにしても外出したくない週末であった。

日曜日も好天とは言えないけれど、午後になり僅かに日差しが戻った為、近場の北大植物園を歩いてみた。

この木はバラ園の脇にどっしりと立っている

この木はバラ園の脇にどっしりと立っている

まだ、市内は全てが紅葉しているわけではないが、ここ数日は気温が低く、一気に色づくと覆う。

まだ、市内は全てが紅葉しているわけではないが、ここ数日は気温が低く、一気に色づくと覆う。

先日は札幌も積雪があり、それまで見頃だった定山渓付近の様子はわからないけれど、札幌の中心部も既に紅葉が始まっている。ただ、近場の公園の様子をみてもモミジ系の色づきは今ひとつの年だと思う。それは植物園も同様で、当たり年の様にハッとするような色はなかなかお目に掛かれない。

今日の時点で一番の色づきは、バラ園の脇にあるサトウカエデの木だ。北米種だが、街路樹としては珍しいものではない。

色づきは今ひとつの年だけど、それでも秋は美しく悲しくもある季節だ。

色づきは今ひとつの年だけど、それでも秋は美しく悲しくもある季節だ。

肉眼でみる透過光に勝るものはない。

肉眼でみる透過光に勝るものはない。

shadow and light

shadow and light

エゾノコンギク 今時期では貴重な在来種の花である。

エゾノコンギク 今時期では貴重な在来種の花である。

珍しくもないが、雰囲気はある。

珍しくもないが、雰囲気はある。

冒頭の紅葉をレンズを替えて撮影したもの。

冒頭の紅葉をレンズを替えて撮影したもの。

一連の広葉樹 かなりの大木である。

一連の広葉樹 かなりの大木である。

コハマギク この種は多く植えられていた様だ。

コハマギク この種は多く植えられていた様だ。

この時期になると、園内に咲いている花は温室を除くと、ごく僅かでしかない。トリカブトも一部の種はまだ花が咲いていたけど、ここ数日の低気温で花の色が黒ずんで見える。そんな中でエゾノコンギクとコハマギクは、まだまだ見頃といった感があり、癒やされる。

温室にて ハイビスカス 綾姫

温室にて ハイビスカス 綾姫

日本では沖縄をはじめとして、暖かい地方では植えられている事の多いハイビスカスだが、温室に栽培されているハイビスカスは全て園芸種であり、今時期に咲いている個体は大輪の花を咲かせる品種が多い。温室の片隅にあるので、じっくり眺める雰囲気ではないものの、交配により様々な色や形をしているのも面白い。

温室にて ハイビスカス 品種不明

温室にて ハイビスカス 品種不明

温室にて ハイビスカス

温室にて ハイビスカス

温室にて ネッタイスイレン(ペンシルベニア)

温室にて ネッタイスイレン(ペンシルベニア)

温室にて 三尺バナナ 食用らしい

温室にて 三尺バナナ 食用らしい