自宅でネットゲームを行うわけではなく動画系も程々という利用なので、現状のネットで大きな不満があったわけではない。でも、無線LAN環境についてはここ数年、毎年の様に機器を入れ換えている。
交換理由はルーターを長時間使っているとネットが異常に遅くなったり、接続そのものが成立しなくなる事が多いからだ。ルーターの電源OFF/ONで改善するけれど、個人的にこれが気に入らない。普及価格のルーターなどそんなものなのかもしれないけど、速度性能や機能よりも常に通信出来るという当たり前の事が出来ないのはストレスが溜まる。
そんな理由で今回もルーター交換となったのだけど、市場で売られているのはハイエンドかローエンドに限られていた。価格と性能のバランスがいいミドルレンジの製品は、恐らくだけどコロナ禍のテレワーク需要で品薄になっていた様だ。
何とか入手できた今回のルーターも安定しているかどうかは、ある程度の期間を使ってみないとな判断は出来ない。また、機能的にもミドルレンジと言っても、マニアックに色々設定出来るわけではないのでコンシューマ向けの製品ではある。
それでも最新のIPoE通信に対応していたりと、環境が許せば押さえておく性能は搭載している製品だとは思う。ただ、安定して通信出来るかどうかが僕の評価基軸なので、現時点でこの製品がどうのこうのは何も言えない。それでも、このクラスになれば何処のメーカーの製品であってもそこそこは使えるとは思う。
NASについてはQNAPのTS212というローエンド製品を使っていた。ローエンドながらNAS専業メーカーの製品なので機能的には文句はないけど、如何せんローエンドなので速度面は多くは求められない。逆に自宅内で設置するNASの用途は、バックアップと外部からのアクセスに限られるのでハイエンドの性能までは必要はない。
以前の製品と異なり、一応はホットスワップが出来る筐体ではある今回のNASだけど、値段が値段だけに各箇所は若干チープではある。ストレージベイのロックは樹脂製だし、鍵まで樹脂だからね。でも、個人的にはこれで十分だ。2ベイなのでRAID1(ミラーリング)で運用しているけど、以前の製品よりCPUが高性能なので例えば写真をアップロードした際のインデックスとサムネイルの作成処理が段違いに早い。
以前だと数日かかるんじゃないのかと思える作業も半日くらいで終了しているので、内部の処理速度は間違いなく数倍に上がっていると思える。
Wi-Fi6対応云々は手元の機器ではスマホ以外対応していないし、デスクトップPCは有線接続しているのでルーターの性能面は正直それほど興味はないのだけど、IPoE接続についてはそろそろ考えないといけないかなとは思っていた。プロバイダであるOCNでは既に申し込み不要でIPoE接続に対応とアナウンスされていて、それは承知していたけど、フレッツ側がIPV6オプションが必要だよなと認識していた。
ところがルーターを交換して設定画面にアクセスするとIPV6も利用可能となっていて、クライアントその他を確認してもIPV6で通信出来ている様だ。何よりも従来のPPPoEで必須のIDとPASSの設定を行っていない状態でインターネットにアクセス出来ていた。
IPV6通信が出来ているかどうかは、OCNについては専用の確認サイトが用意されているし、こちらのサイトでもテストしてみたところ、問題なくIPV6通信が行われているようだ。
契約上、PPPoEの接続では200Mbpsが上限の筈だが、IPoEで接続されているせいか回線速度ものきなみ上限を超えている。もっとも、この速度数値はだからどうだという物で、一般的には動画などが途切れないで視聴出来れば良いだけの話だ。それでも回線の質はルーターを変えた結果上がっているようなので、今回は正解だったのかなとは思っている。
このあたりのことはトンと分かりませんが、PC購入してから家のWiFiとの相性が悪いのか、2チャンネルに毎回順番に入りなおさないといけない状態です。
何か設定の問題でしょうが、理解不測のため、またiPhone他は何の支障もなく使えますのでそのまま使用しております。
少しは、このあたりのことも理解しなくてはいけませんね。
ZENさん
コメントありがとうございます。
この手のエントリーは、マニアックというか個人環境に左右されますのでなかなか難しいですね。私も専門家ではありませんが、自前で環境を作っているので何とかという感じですが、トラブル時は私もネットで情報を調べるのは基本です。
ただ、今の時代は情報量はありますが、ロクデモナイ情報も多いのが困ったものです。