1週間の疲れが溜まっていたのか、土曜日の今日は久しぶりに長い睡眠をとったと思う。行楽日和で多くの仲間も、それぞれのフィールドに出て楽しんでいるようだ。そんな日の午後、遠出するには遅すぎる時間の為、そろそろ花も咲いている頃だと石狩方面に向かってみた。
気温はさほどでもなかったけど、日差しは既に夏のそれである。花の方はやはり温暖な道央らしく、ハマナスも既に開花しており、エゾスカシユリがちょうど見頃を迎えていた様だ。まだ蕾も残っているけど、ハマナスの様に長期間にわたり花を咲かせる種ではないので、どんなに遅くとも今月末くらいまでではないだろうか。
ハマエンドウももちろん開花しており、鮮やかな青紫の花が茂みに咲いている。この種はハマナスなどと混生している事も多い。
無煙浜へ向かう砂利道の分岐点近くの斜面には、毎年それなりのエゾカンゾウが咲いている。道路から咲いている斜面までは大した距離ではないけれど、途中がかなりの茂みとなっており、ちょっと突入する元気はない。
帰りに石狩灯台のある、はまなすの丘公園にも立ち寄ってみた。名前の通り、ハマナスが多く咲いている場所だが昨年見かけたブタナの姿は見えなかったので、恐らく昨年行われていた駆除が効いているようだ。ブタナはブタナで美しいのだが、外来種という事での駆除なのだろう。でも、この公園は今時期はハマナスが圧倒的に多く、ある意味では面白みにかけるかもしれない。
4枚目。
蛾じゃありません。
タテハチョウ。
キタテハ。
成虫で越冬するのも多く、秋は一番遅くまで、春は一番早く見ます。
今年はカラスアゲハを先に見ましたが。
室蘭岳だと、900mまで上がってきてアザミを吸蜜してます。
KON-chanさん
飛んでいる姿は蝶だったのですが、停まった時に羽を広げていたので蛾だと思っていました。ただ、ちょっと気になるのが、キタテハよりアカタテハという蝶の特徴(下側の模様がない)があるのと、図鑑でキタテハやアカタテハの特徴を調べると、前翅長という羽の前側で25mmから30mmと書かれています。でも、写真のこの蝶はかなり小さく、開長という幅で25mmくらいです。
ただ、模様も季節で色々違う様で訳がわかりません。草木以上に難しいです。
いつも素晴らしい写真をありがとうございます。
まさに百花繚乱。
ノビタキも綺麗に撮れてますね。
かすっておりますね、私も昨日自転車で石狩灯台まで1人で行って来ました。今年一の良い陽気でしたね。
流石に結構な人出でした。
対岸も花盛りとは思いつつ、自転車も最近の悪天候のお陰で久々でしたので対岸までは行けませんでした。
写真に感謝致します。
しかし、そのウチ遭遇するかも知れませんね。
また、蝶と蛾の違いは、留まった時羽を畳むのが蛾で、そのままが蝶、だったと思います、違っていたらご容赦下さい。
ZENさん
私が出かけたのは午後からなので、灯台辺りは夕方4時を過ぎた頃です。この公園も本文で書きましたが、ハマナスはともかく、他の草木が少し少ない場所ではあります。十勝の原生花園はハマナス、ハマエンドウ、センダイハギ、アヤメなどの他に色々な植物が生えています。まあ、そうは言っても公園なのでそれは仕方がない事なのかもしれませんね。
聚富原生花園横の海岸まで出る(私道でしょうが、まあ徒歩であれば・・・)道沿いは、エゾスカシユリが盛期を迎えていました。もっとも、はまなすの丘公園も遊歩道というよりも堤防沿いを河口側にあるいて、遊歩道と合流する休息用の母屋辺りは、エゾスカシユリやハマエンドウが多くなります。
何れにしても、楽しめる時期を迎えたかなと思います。道東は7月上旬頃に見頃を迎えますね。来月、遠征を考えているので、尾岱沼などの花畑が楽しみです。