SELLA SMP TRKへ

SELLA SMP TRK(装着されているもの。上はこれまでのExtra)

MTBに装着して気に入っていたのがSELLA SMPのTRKという廉価なモデルで、グラベルロードに乗り換えてからは、少し細身のExtraというモデルを装着していた。でも、臀部の痛みに耐えきれず、TRKを買い増しして換装することとなった。

本格的なロードであれば重さやポジションも変わってくるので、また違う選択肢になるのかもしれない。これまでのExtraが悪いということではなく、自分の体型やポジション次第だとは思う。でも、コンフォート寄りのポジションであるグラベルロードの場合、こうした幅広でクッションの強いサドルでも違和感は少ない。軽量化などは興味がないのでこうした重たいサドルであっても、臀部の痛みが出なければそれが一番だ。

走っていて違和感があったので数回サドルの位置調整を行ったけど、ある程度決まってからはやはりTRKというモデルに相性が良いと強く感じた。自宅から石狩灯台(途中、ちょっと寄り道はしたけれど)までの往復80kmを少し切るくらいの距離を走り、臀部の痛みは殆どない。勿論、ゼロではないけれど、Extraの時はかなり堪えていたので今後は多少の長距離ライドでも不安を感じる事は少ないと思う。

しかし、カメラのレンズと同じくサドル沼という言葉があるようだけど、サドルについては試用してみないと良し悪しが判らないという事が一番厄介かもしれない。今回のTRKというモデルはSELLA SMPで一番廉価なモデルだけど、それでも実売は5000円程度はする。ハイエンドモデルだと数万円の世界だけど、この価格の高さはハンドメイドという部分と素材、そして重量などへの付加価値であって、高いから臀部の痛みは解消するという話なら最初からハイエンドを買えば良いのだけど、勿論そんな事はない。

だから「沼」なんて言葉があるのだろうけど、個人的には運動の為に自転車を走っている部分はあり、今回のTRKのマッチングで十分満足だ。今後サドルを換えてみたいなんて事にはならないと思う。それだけ満足度が高いモデルだと感じている。但し、僕と同じような考えを持っている人がTRKを買っても、同じ判断になるかは保証は出来ない。あくまでも僕の環境ではという話なので、このモデルを買えば臀部の痛みは解消!なんて事は書けないしお勧めもしない。

人の集まる施設は避けたいのだけど、当別の道の駅で売られているあるものが目的なのだ。

出発時に豊平川近くで咲いていたライラック。

石狩川河口 ハマエンドウがようやく開花したという感じだろうか

石狩灯台 あと半月くらい後は花に囲まれているだろう

ハマナス これは札幌市内 一輪だけ咲いていた