山から海へ

安楽な反時計回りのルートでアタックした

小樽内川へダムが出来る前の話だけど、自転車で札幌国際スキー場付近を最上流として、道道1号線沿いを流れる小樽内川へ良く出かけた記憶がある。渓流釣りが目的で最上流域はイワナも生息しているけど、多くの場合は放流された中流域のニジマスやヤマメが対象魚であった。

定山渓側は傾斜が緩いとはいえ、やはり若くて体力があった(中高生の頃だから当然だが…)ので、苦労した記憶が全くない。当時は体力もそうだけど、体重も全く違うので当たり前ではある。体調を維持するために始めた自転車での遠乗りだけど、こうした山岳路を走ると太っているよなと否応にも自覚してしまう。

それでも定山渓側からの朝里峠アタックは、こんな僕でも何とかなるレベルのルートだとは思っている。反対の朝里側は斜度がかなり厳しく、若く体力のある方向けなのかなと思うね。ただ、朝里側のダウンヒルの方が間違いなく楽しいと思うので、峠山頂で折り返すというルートであれば朝里側が良いと思うし、実際、こちらを走っている人も多かった。

かつては、この辺りまで何の苦労もなく上ってきたものなのだが。

国際スキー場の付近で複数名で行動しているロード乗りを見かけたけど、この峠はソロで行動している人が多いし、僕もソロが好きだ。釣りでもそうだけど、集うのは良いけど、群れたくないという意識が強いのだと思う。勿論、個々の考え方で正解なんだけど、競技ではない限り、僕は自分のペースで行動できるソロを好む。

小樽(朝里)からヒルクライムを行う場合は、この辺りがゴールの様だ。

ソロアタックの場合、当たり前だけど全ての行動が自己責任となる。体調管理や機材トラブルも基本的に自力で行う必要がある。前者は食料や水分補給の話になると思うし、後者は多くはないにしてもパンクなどは日常茶飯事に発生する。

今回などは二回もパンクで修理を余儀なくされた。過去にも1度のライドで二回パンクした事もあったので、常備品としてチューブは二つサドルバッグに常備しているし、空気入れについてはCO2ボンベは使えばゴミでしかないので、昔ながらのポンプをフロントフォークに取り付けてある。

朝里大橋 通称 朝里スカイループ

帰りは銭函で国道から離れ、海岸線を走ってきたけど、途中のコンビニでビキニ水着そのままの姿でトイレに並んでいるのにはビックリした。これって海近くなんだから良いじゃんと思う人も多いかもしれないけど、それは遊びに来ている人間の勝手な意見であって、地元住民では迷惑そのものでしかない。

沖縄などは特に地元の人は海で泳ぐなんて事はしない人も多いので、集落を水着で歩くなんて事は裸で歩いていると同じ感覚を抱くらしいし僕も同感だ。離島の集落近くには、その旨の注意書きもあるくらいだからね。大きめのTシャツを一枚羽織るだけで大丈夫だと思うので、その辺りは考えて欲しいとは思いつつ、自転車乗りの格好も結構やばい場合も多いかなと思ったりもしている。

だって、自転車に乗っている場合は快適と言われているレーパンも自転車を降りたら、違和感ありまくりだからね。それを理解している人は、お店に入る前にハーフパンツなどを履く様だけど、そんな人は稀だと思う。

こんな事を書くと個人の自由だと言われそうだし、その通りだとは思う。でも、嫌悪感を抱く人も居るという事は自覚しておいた方がいい。

途中、銭函の海岸線を通過したが、結構な人出であった