初秋の山林にて

ナラタケ(ボリボリ) 老菌かつ雨にあたりカビが生えている

道南方面の山林へ入ってみたところ、予想に反して、ナラタケが林内に爆発していた。但し、老菌が多く、その上、数日前の降雨の影響かカビが生えているものが殆どであった。1週間早ければ、それこそ持ち帰れないほどの収穫も出来た筈だけど、地元ならともかく、それなりの距離を走って入林している僕は運がなかったということだろう。

ナラタケ(ボリボリ) 老菌かつ雨にあたりカビが生えている

キノコの発生する条件は、降雨や気温の変化という事は判るけど、採取に精通しているわけではなく、ネットの情報などに頼らざるをえない。でも、キノコの場合は詳細な採取場所が判るわけではなく、ある程度の地域でしか傾向は判らない。ましてや、標高まで考慮すると参考にはなっても正確な発生時期は行ってみないと判らないということだ。

ナラタケ(ボリボリ) 老菌かつ雨にあたりカビが生えている

ブナハリタケ

針葉樹と広葉樹が混在する山林

廃道にオオハンゴンソウが密生していた

ラクヨウキノコ(ハナイグチ)は、秋のキノコ狩りで人気のキノコだ。鮮やかな色をしているし、癖の無い味は確かに万人向け。誤食する毒キノコもほぼ無いといえるキノコなので、この種だけは競争率が非常に高い。

知られている場所で多くを望むことは出来ず、また、近年では笹の無い採取しやすい場所は複数の採取者が入っている為、商売人は意図的に笹のある場所へ行く事もあるらしい。

写真の採取場所は林道の状態を見る限り、今年は誰も入っていないと思う。また、そうした場所は典型的な場所に複数のラクヨウが顔を出していた。もっとも、個人的には傘の開いていない幼菌を好むので、その意味では少し遅かったタイミングだったと思う。

ハナイグチ(ラクヨウ)は、それなりに出ていた

ドクツルタケかシロタマゴテングタケ いずれも猛毒種

キノコ狩りでの鉄則は、判断出来ないキノコは絶対に口にしないことだ。確実に判断出来るキノコだけを採取し、それ以外は採取すらしない事が望ましい。それでも、猛毒のキノコについては覚えておくことも必要だと思う。

上の写真はドクツルタケかシロタマゴテングタケとキャプションに書いたけど、実物を見る限りはドクツルタケだ。似ているキノコだけど、柄の表面がささくれ状になっているのがドクツルタケ。このキノコは撮影ではのっぺりしているけど、もぎ取って柄を確認するとささくれ模様が顕著にあった。もっとも、どちらも猛毒のキノコなので、食べるという意味ではこの際どちらでも構わないとは思う。

ホウキタケ

廃線ではないが、こんな花をみると、もの悲しくなる

キノコ狩りはこれからがシーズンイン。これより、気温が低くなると、エノキタケやナメコ、ムキタケなども出てくる筈だ。アメマスを狙いながら、それらのキノコを楽しもうと今から楽しみにしている。


2 件のコメント

  • いやいや勿体ない絵ですね、ボリボリの早生はこんな時季でしたかね。
    時折無性にこの味噌汁が食べたくなりますが、スーパーの水煮ものは悉く中国産ですね。
    天然物ですので商品化は難しいのですかね。
    渓師の特権ですね、こればかりは。
    落葉茸は余り好きではありません、クセがなさ過ぎて(笑)。

    昔、師匠に誘われ、舞茸、椎茸、畑シメジ(本シメジ)採りに行きましたが、平気で山の2つ3つ越えていくんですよ。脚はつるわ長靴の中で靴下は脱げるわで一度で音をあげましたね。
    味は絶品でした、特に椎茸はカサの径が20cmもあり、バター焼にした物は例えるものが無い旨さでしたね。
    ヒダに小さい虫が無数に付いてましたがはたくだけで絶対に水洗いは許されないのには参りましたが。
    キノコ鍋が定番、5種類以上のキノコは入っていました、おしろいシメジをチョット入れるのがコツとよく師匠が言っとりました。

    今月は忙しくキノコ採りは行けませんね、どだい、採取したのが、南十勝だったり道南だったりで刹那的に入った場所ばかり、しかも20年以上も前の話ですので再現性は望むべくもありません。

    Zen

    • ZENさん

      僕が採取するのはボリボリ、ラクヨウ、ナメコ、エノキ、ムキくらいなのですが、見つけると嬉しいのがナメコとボリボリです。ラクヨウは幼菌であれば嬉しいですが、開いたのは、あれば食べるというレベルです。

      ボリボリですが、今回は途中で立ち寄った黒松内の道の駅で売られていました。キノコ狩りの前だったので、勿論買いませんでしたが、今思えば買い付けた方が結果的には良かったかもしれません。ただ、これからの時期も通えば、いくらかは採れると思いますので、自力で頑張ります。

      そういえば、昨年10月上旬、大津近くの林でムキタケの大群生を見つけました。ヌメリスギタケモドキも大量になっていましたね。ムキタケは採取しようとしましたが、それほど好きじゃないので途中で止めましたが、道道から見える場所にあるので地元の人もムキタケは採取しないのかもしれません。まあ、食感だけを味わう感もありますから・・・。

      来月中旬からはエノキタケとナメコを狙いに道南へ行く予定ですが、河川敷の倒木は今回の大水で流れているかもしれません。ちょっと、狙い場を考えないとコケる可能性もあります。釣りと同じで自然相手のものですから、難しいものですね。