台風8号はベトナムの陸地に上陸し、勢力が弱まって熱帯低気圧になったようだけど、その他にも現在は日本の南に、9号、10号、11号と三つの台風が存在している。
勿論、台風が何もないところからポンと出来るわけではなく、もともと発達中の熱帯低気圧があったからという事になるのだけど、数日前から日本の南では熱帯低気圧が複数有ったので、順当?に台風になったという事だ。
僕が生まれる前の話だけど、1960年のローマオリンピック時に日本の南に5つの台風が発生し、天気図をみるとオリンピックの五輪の様になったそうで、この時は五輪台風だと言われたそうだ。
それはともかく、今回のこれらの台風3つのうち、北日本に影響が出そうなのは11号と9号だろう。新しい11号が頭にあるのは、日本の南直ぐに台風となったので、近い方から近づくというだけの話。9号についてはまだ少し先の話なので、予報に対する進路はブレも大きいと思うけど、11号については明日の午後くらいから北海道にも影響がありそうだ。
心配なのは、先日の7号で被害が出た地域は勿論、他の地域とて、まだまだ土壌に水分を含んでいるだろうから、これ以上の降雨は尋常ではない被害が出そうだからだ。ただ、救いは地震と違って、色々準備する時間があるので最低でも人的な被害が出ないように願うばかりだ。
ちょっと気になっているのが、今日の衛星写真で三つの台風があるけど、右下の雲の塊も気になっている。まだ渦巻いてはいないみたいだけど、下のGoogle Earth 上でも風の動きに変化がある場所に見えるのだ。どうなるかは経過観察だろうけど、ここまで台風が発生しやすい状況だと、熱帯低気圧や台風になるかもしれない。こんな時、JTWCの全球写真が参考になるけど、これだけ台風が発生していると、アクセスが集中しているようで、Webに接続出来ていない。
ちなみに、ちょっと不謹慎だけど、Google 1Earthのサイトは、これはキャプチャだけど動画になっているので、見ていると美しいと僕は思う。