幌別川のカラフトマス釣り

誤解を受けるタイトルかもしれないけど、僕が知床の幌別川で釣りをしたという事ではない。Facebookで知ったのだけど、幌別川河口に熊が出没し、かなり危険な状況になっているらしい。

知床財団活動報告BLOG

幌別川は宇登呂の市街地を知床峠方面へ向かった上り坂の手前にあり、昔からカラフトマスの1級ポイントとして有名だった。ところが、お盆時期を中心に河口近くにあったパーキングで場所を占拠したり、ゴミを捨てたりするなど、釣り人の蛮行が問題化し、その後はこの時期はパーキングは閉鎖。

この頃までは宇登呂側を訪れる事もあったけど、こうした人の多さと混雑に閉口し、それ以降の事はあまり詳しくは判らない。それでも知人に聞いた話では宇登呂の道の駅から自転車で幌別川へ向かっている釣り人が多数いるらしい。釣り師も根性あるものだと、感心してしまう。

何れにしても、パーキングが閉鎖されても、多くの釣り人が訪れているという事だけど、この幌別川はパーキング閉鎖云々よりも以前から、鮭鱒の遡上時期は河口まで羆が降りてくる事があった。もっとも、知床については、何処の川でも可能性はあるわけで、他が安全とは決して言えないのだけど、知床財団のブログを読む限り幌別川については、かなり危険な状況であるようだ。

でも、恐らくはこんな注意を承知するしないに関わらず、明日も多くの釣り人が訪れると思う。熊だけに限らず、様々な問題を引き起こしてきた釣り人だからね。

僕自身も過去の事を考えると、偉そうな事をいえる身分じゃないけれど、今回の幌別川については、何か事故があると、恐らく気の毒だけど羆は駆除されてしまうと思う。正直なところ、警告無視の釣り人が襲われようが僕は構わない。でも、現実的にそうもいかないだろうけれども。

こうなると、強制力のある河口規制を入れるしかないと思うね。まあ、漁業関係の規則だから、即導入にはならないと思うけど、超法規的にでも入れないと事故が起こる様な気がしてならない。