安平町にある鹿公園で、睡蓮を狙ってみた。もっとも、所用で厚真町に用事があったので立ち寄ったけど、睡蓮であれば札幌市内・・・それこそ、道庁の池にも生えているから、わざわざ出かけるほどの事はない。
安平町 鹿公園の睡蓮
野外で晴天下の睡蓮は、手持ちのカメラでお任せの自動露出を行うと、殆どの場合に白飛びを起こす。それだけ花の反射が強いという事なのだが、露出補正がダイヤルで行え、尚且つEVFで確認が出来る富士のカメラは僕にとっては有り難い存在だ。
上の写真と下の写真2枚は木の影になっている場所で、木漏れ日に輝いていた睡蓮を狙ったもの。葉のトーンは落ちているけど、肉眼でも似たような感じに見えている、
オオハンゴンソウは場所によっては駆除が行われている外来種で、正直何処でも見かける種だ。北米産だが、それだけ繁殖力が強いという事なのだろう。私的に下の写真は好きなショットだけど、写っているのが外来種というのは、かなり複雑な気持ちになってしまう。
セイタカアワダチソウはそれこそ日本中に繁茂していた外来植物ですが、特別な駆除をしたわけでもない地域でもめっきり姿を減少させました。
オオハンゴウソウはそれと入れ替わりという感じですね。
モンシロチョウは外来昆虫ですが、それを問題視する人はいません。
我々和人が北海道に住んでいることを問題視しないことと同じなのかも知れません。
オオハンゴウソウが何か悪さをしているのかを知りませんが、この植物で楽しもうとか益を得ているという人は滅多にいないことでしょうから、方向は駆除なのでしょうね。
ニジマスも、釣師という支離滅裂の思考回路を持つ一群さえいなければ、とっくにどうすべきかの結論が出ていたと思います。
人というのは分らないものです(^^;
KON-chanさん、おはようございます。
小笠原の西之島では現在の植生が何もないという条件故に、今後は人の上陸等が制限され、自然の状態でどう植生が進んでいくのかを観察するという方針だそうです。報道では外来種云々と書かれていましたが、何も無い島から言わせると、鳥が運んできたり、風や海の潮流による種子があったとしても、それも外来種じゃないのか?などと思ったりもしていますが、ようするに人間が介していれば外来種になるという意味合いなのでしょうね。
オオハンゴンソウについては、この種そのものが悪いわけではありませんが、在来種と入れ替わる可能性があるという場合でしょうか。それも特定地域では、その地しか生育していない種があり、その繁殖能力がオオハンゴンソウに勝てれば問題にはならないのですが、これだけオオハンゴンソウが増えているという事は、種を残すという意味で強いという事なのでしょう。
ただ、それが良いのか悪いのかという話になると、絶対的な結論は出ません。在来種を守る・・・例えばイトウを守ると言えば、現在では賛同してくれる人も多いかもしれませんが、イトウが未来永劫、種として残るかという話になると、宇宙規模の歴史で言えばあり得ません。それは人間も他の生物も然り。
結局、外来種云々は人間のエゴとは言いませんが、人間がそう判断しただけの話ですよね。ただ、そうは言っても、人間はこうした外的変化には大抵の場合、拒否反応を示します。私自身も子供の頃に居なかったブラウンが、道央道南に生息しているのは正直嫌ですし、釣りの対象魚としては有り得ないという感情を持っています。
ニジマスについては、数年前の道方針が少し修正される事になりましたが、バスよりも緩やかな結論となりましたね。これについては、個人的には正直がっかりしました。まさか、北海道の釣り人が、バス問題の時と同じ論理で規制に反対するとは思いませんでしたから。
支離滅裂・・・仰るとおりだと思います。