三年前に刊行されたというから、今更ながらというネタではあるのだけど、退社後、駅の書店をぶらついていると、この本が目に止まった。文庫本は値段が安く買いやすいという反面、遅れて読むことになる。ただ、僕自身も活字は嫌いではないけれど、新刊を絶えずチェックするような事はしないので、この本も今回の文庫で知ったのだ。
小説ではなく、ノンフィクションであるという事が一つ、あと、[羆撃ち]というタイトルの文字で北海道の話も出ていると思い、中も確かめずに買い求めたのだ。羆撃ちと書いて「くまうち」と読むのだが、熊という字では無く、羆という字が「北海道のヒグマ」を意味するのは、ご承知の通り。
さっそく、帰宅し、序章とその先を少し読んでみたけど、思わず引き込まれそうになってしまうと感じた。まあ、書評などは書くスキルもないし、既に大絶賛されているようだから僕が書く必要はないけれど、読んでいない人にはお勧め出来ます。
私も読みました。面白かったです。外遊び帳2010年冬に、その時一緒に買って読んだ本があります。そちらは、Hiroshiさんにはどうかなあ。
私、現在(現在じゃないか)釣り休止中です。いつ始動するかは、未定です。
まあきちさん、おはようございます。
何故かSPAM扱いで、コメントが蹴られていた様です。失礼致しました。羆撃ちは、面白い本ですね。あと、イワナの本はかなり昔‥多分20年近くかも‥に読んだことがあります。多分、手元にあると思います。道東の境界線など興味深い話ですよね。
釣り休止?御冗談を(笑)。単に冬でシーズンOFFということじゃないのですか。それでなければ、GPSなど買いませぬ。でも、海外版は安くて良いです。ただ、この手のGPS、思った以上に電池を消費します。特にフィールドだと、気温が低かったりすると、公称値は厳しいです。それ故、予備バッテリーはあった方が良いと思います。
もっとも、日帰りならギリギリかなあ。夏ならちょっと厳しいかも。まあ、世代が違うので電力性能は上がっているかもしれませんが。
Hiroshiさん、こんばんは。
さっそく読みました。震えました! ビビりました! 泣きました!
本当に凄い本を紹介してくれて、心よりお礼申し上げます。この本は、ちょっと冗長な部分(アメリカのところ)があるものの、それさえ全く気にならない、写実性と迫力と真実味と愛情と畏怖と畏敬と、なんだか分からないような凄さがあります。
犬を2尾飼いつつ、北海道東部に移住する予定の私にとって、本当に良い本に巡り合えたと感謝します。
ありがとうございました!
藪の高橋さん、こんにちは
確かに米国滞在中の話と北海道内での話を比べると後者が魅力的なのですが、著者の文章は非常に緻密な絵画のようです。特に一頭目の愛犬の話は、心打たれますね。
Hiroshi san,
東京の西村です。このブログの記事を見て、早速『羆撃ち』の文庫本を購入して、先ほど読了しました。研ぎ澄まされた野性と知性を持つ男の物語をわくわくしながら読んでました。ご紹介いただきありがとうございました。
西村さん、こんにちは
この本は、読んでいると秘境釣行記と似た躍動感を覚え、また、愛犬との出会いと別れなど感情移入してしまう力があると感じました。どちらの本にも共通するのは、かつての北海道の出来事である点でしょうか。時代は変わり、川は魚が少なくなり、狩猟の方も同様です。
昔が全て良いとは言いませんけれど、少なくとも、かつてはこういう世界があったという事実だけでも、貴重な話だなと思います。