読書の秋

S Jobs&K Richards

高いから滅多に買わないけど、最近読んだハードカバー2冊。右側のLIFEは夏前に書店に並んで1度読んだけど、再び読み返してみた。左は買った人も多いかもしれないけど、先日この世を去ったS Jobsの評伝本。2冊に分かれていて、もう1冊は今配送中かな。書評などは出来ないけど、S Jobsの方は買わなくても良かったかもしれない。勿論、読めば興味深い話も出てくるのだけど、「いま明かされる、カリスマのすべて」は結構大袈裟のような気がするんだよね。K RichardsのLIFEは、ロック好きなら、お勧めかな。勿論、Stones好きなら文句なしに読むべしでしょうか。

続きは、単なる独り言です。S JobsとAppleに関しての僕の考えを書いちゃっただけなので

S JobsとApple

先日、Appleの会長S Jobsの訃報が流れた時、「痩せすぎていたからなあ・・・やっぱり。思ったよりも早かったなあ」くらいにしか感じなかった。死んで嬉しいとは思わないけれど、正直悲しいとも思わなかった。どちらかと言えば、CEOを退任するというニュースの方がびっくりしたくらいだもの。個人的には好きも嫌いも無いのだけど、面白い人間だたとは思う。人格などは、かなりとんでもない人らしいけど、僕には関係がない事だからね。ただ、彼のプレゼンは確かに凄いらしい。それは色々な場所で言われていることだけど、細かい英語のニュアンスが判らない限りは本当のところは僕には判らない。ただ、無いものを有ると思わせると言われた姿勢は、Appleのサイト特有の文章にも引き継がれていて、世間知らずの人が読んだら信じちゃうかもしれないほどだ。

僕のApple製品遍歴は、Macは8台か9台(記憶曖昧)買っているし、iPodも7台、それとiPad2を一台買ったので十分Appleびいきと言えるのかもしれない。でも、最近Apple製品を買うのは、仕事上OS Xを触っていないとまずいという事がある事が大きい。音楽プレイヤーについては、ずうっとiPodで来ているので、今更他には移行出来んという事と、音マニアじゃないので周辺機器の対応を考えるとiPod以外は選択の対象にならない。iPadは何で買っちゃったんだろうねえ(笑)。でも、あると便利な一台だとは言えます。だからメインのパソコンは自由度の大きい自作AT互換機が今では好きかな。

iPhoneについては正直に言うと、所有したいと思う気持ちはある。社長が大嫌いなソフトバンク以外からも発売された事だしね(笑)。それはタッチパネルのフィール面とデザインの良さ(OSのUIなども含め)は今のところスマートフォンのベストの一つだと思うからね。でも、僕はやっぱり今後もAndroidだろうなあ。洗練されていないし、アプリも変なのが多いし、危険も多いけど、自由さがある。スマートフォンは携帯電話というよりも、通話も出来る小型PCだと思っているから、やはり自由な方が良いのだ。良くも悪くも、iPhoneはAppleにコントロールされすぎているからね。不健全とAppleが判断するアプリはNGだし、FLASHには全く対応する気はない。理由は勿論わかっているし、頑固なまでのその姿勢も認められるけど、僕としては余計なお世話だと感じる。だから、あのフィールとデザインに憧れはあっても買う事はないのだ。まあ、その割りにはiPod Touchを使っていたりするけど、あれは携帯電話じゃないから妥協出来るのだ。必ず持ち歩くという事はしない製品だからね。

でも、昔からのAppleユーザーである僕は、シェアの低いApple製品だったから色々不都合(高かったり、ソフトが少なかったり、周りから変な目で見られたりとか)があっても、逆に使っていたのかもしれない。昔言われていたことだけど、Apple(Mac)ユーザはマイノリティである事を楽しんでいた面があると同時に、他人にMacの素晴らしさ(デメリットなど忘れちゃっているのよね)を伝導するのが義務みたいな人間も多かったかもしれない。ある意味、宗教と同じなんだけど、僕は昔は熱心な信者だった時期もあるけど、今は洗脳が解けた状態と言えば良いのだろうか。逆に世間にApple信者が増えて、結構困惑しているといった感じなんだろうね。

まあ、Appleについて長く語るつもりはなかったのだけど、S Jobsが亡くなってから妙に変な空気が流れているから、ちょっと僕なりのApple&S Jobs万歳的(亡くなった事に対して万歳はしないが)な雰囲気に文句を言いたかっただけなのかもしれないね。

でもまあ、今はハードやソフトが多少違っても何でも良いと正直思う。似たような事は出来るし、後は好みの問題だろうから。Webやメール、僕は殆ど使わないけどTwitterやFacebook、SNSが使えて、デジカメ写真やビデオを編集出来れば大抵の事は困らないと思うし。あ、仕事柄と趣味的にもAdobeのソフトが走らなかったらパソコンは駄目だ。それくらいかなあ。