先日のニュースで松前のエゾヤマザクラが開花したと聞いており、桜前線は着々と北上を続けているようだ。この桜は厚沢部町で見つけたものだが、道南界隈の山はコブシも開花しており、ようやく春らしい季節になったようだ。
標高が高く、日当たりの悪い斜面では道南とはいえ、まだこんなギョウジャニンニクが顔を出していた。早場では3月中旬からが道南のシーズンインだから、一月半ほどは楽しめるという事になる。道北や道東、あるいは標高の高い場所であれば、6月でも採取出来る場所もあるようだ。
アズキナは柔らかくクセのない甘さを持つ山菜で、釣友に教えられて採取するようになったのだが、今年はタイミングが良かったのだろう。まだ、葉が開いていない上物が斜面を埋め尽くしていた。
ここから下の写真は、昨年も訪れたカタクリの群生地だ。まだ、蕾が多く、最盛期はGW後半くらいだと思う。それでも、天候にも恵まれ、多くのカタクリが群生しているこの森を楽しむ事が出来たと思う。
私の近所でもアズキナは採れますがやっぱり質が違います…まさに畑ですね。
カタクリのピンク絨毯も素晴らしいです。
ちょうべいさん
ギョウジャニンニクは採った場所(もしかするとタイミングも?)によって、明確な味と香りの違いがある事は判っていますが、アズキナについては採る場所がN氏ご案内場所でしか採取経験がないので質がどうなのかは判りません。ちょうべいさんは地元でも各地でも採取されていると思いますが、味が違う物でしょうか?
カタクリはまだ満開というか蕾の株が多かったのですが、そろそろ見頃を迎えていると思います。ただ、明日からの連休は道路が混むので、今年は先日の訪問でOKにします。昨年は連休にアタックしましたが、石山付近で定山渓まで180分などという信じられない時間表示となっていました。
待ってられんと支笏湖を経由し、美笛~喜茂別というルートで向かいましたが、帰りは帰りで定山渓を頭に大渋滞・・・。やはり、人が動く時は大人しくしているのが無難の様です。
アズキナはギョジャニンニクとは比べものにならないくらいその土地の土壌が影響するようで採取場所によって味が大きく違います…。
酷いモノになるとエグ味が強過ぎて食べるに堪えられないモノも…。
アズキナは自宅でも植えていましたがギョウジャニンニクと違ってなかなか太く良いモノになりません…肥料を与え過ぎるとあっという間に枯れてしまいますし…増え方も極めてスローで栽培山菜としては非常に不向きな種類だと思いますね。
ちょうべいさん
なるほどですね。N氏案内の場所は例年と異なりますが、同じ川の流域沿いでした。ここ産のアズキナしか僕は食べた事がないので、何処でも同じだと思っていましたが、お話を聞くと、良い場所なんだと改めて思いました。えぐみは一切なく、甘みだけを感じますので。