2008 初夏の太平洋沿岸

曇の予報が外れ、釣り場は青空に覆われた。正に初夏の道東である。
釧路から十勝の間は、岩礁が少なく、長いサーフが続いている。
太平洋とウミアメ狙いの釣り人
今回の釣行では、型には恵まれなかったが写真くらいのアメマスでもファイトは強烈だ。

日本海と違って、釧路から十勝の海岸は砂浜が多い。河口規制のある場所では釣りは出来ないけれど、その釣り場は長大である。後はアクセスのしやすさ と過去の実績で釣り人の集まる場所は決まってくるけれど、これだけの規模でサーフがあるのであれば、時間がある時に釣り歩いてみたいと思うのは僕だけだろ うか。

道東の太平洋岸を地理的に考えると、道内でもアメマスの魚影が濃い地域の一つだ。それは著名なアメマス河川がひしめいている事からも判る。そのアメマスが夏に海岸線を回遊しているのだから、そのポテンシャルは道内トップだと僕は思う。但し、冬の日本海よりも波によるコンディションが読みにくい。釣り場が無風でも波が無いとは言えないし、波が高くなれば即座に濁りが入る。釣りになるかどうかは、極論を言えば言ってみない と判らないのだ。

今年初めての夏海アメの釣り。事前の波予測では、ギリギリ釣りになると考えていたのだが、今回はそれが当たり正にギ リギリの釣りであった。二日共、早朝勝負の感があったけど、魚さえ射程内に居れば、何とか口を使ってくれるという表現になるのだろうか。大型こそ姿を見せ なかったものの、何本かは良型と言えるサイズだったから、まずは良しという結果だろう。これから盆あたりまで、太平洋からオホーツクの海をさまよう事にな りそうだ。