先日の休暇遠征初日は日本海を苫前まで北上するルートを走り抜けたのだが、途中で違和感を感じたのが新送毛トンネルであった。
旧厚田村までは年に何度か訪れる事も多いけど、それ以北は何年かに一度くらいしか走ることはない。開発建設部などの公開情報を調べれば、きちんと記載されている情報なのだが、新聞は全国紙を購読しているので、こうした情報は自分で調べないと入ってこないんだよね。
しかし、更に大昔を考えると日本海のルートも激変したよね。昔は砂利道の山道が数カ所あったと思うし、雄冬トンネルもそうだ。このトンネル、若い頃に開通したと話を聞いたので、さっそく通ってみたら数日後に落石で不通となったり、既存のトンネルも地盤が動いたり、出水が多かったりと常に何かしらの工事が行われているというイメージしかないもの。
ただ、便利安全になった反面、景観という意味では楽しめる場所が少なくなったような気がする。
同じような事を少し前に思ったのが、えりも黄金トンネルかな。こちらは少し特殊でこれまでのトンネルと新たに掘削したトンネルを合体させるという形で完成したトンネルで、長さは4941mと現在の道内では最長のトンネルとなった。
黄金道路も絶えず工事が行われている場所で、年々トンネルが多くなっている。それが悪いとは思っていないけど、観光面では不利にはなりそうな気がする。もっとも、えりも町から広尾町までの間は元々観光的には何もないから、これでいいのかな。かつてはホームグラウンドとして夏の間は通っていた土地なんだけれども。
それとこれは新規開通だけど、道道740号線の開通も個人的には印象深い。瀬棚の太田と言えば、札幌からだと引き返す格好になる場所でこれまで若い頃に一度、あとアメマスを求めて初冬に10年ほど前に向かったのが一度だけである。鵜泊から太田の間は不通だったからね。
ところが2本のトンネルでここが結ばれたというのは、それを知ったときにちょっと驚いてしまった。
でも、ここについては太田という町がある以上、整備されて良かったのではないだろうか。表現が適切かどうか微妙だけど、ある意味でここは道南の陸の孤島的な場所だったからね。平時はともかく、時化たりしただけで通行止めになっていたし、落石で通行止めの話も何度か。
そんな太田だけど、実は今年は太田神社へ行ってみたいと考えていたけど、例の熊騒動で中止しました(笑)。でも、真面目な話、昨年の殺傷事件や今年同じ熊に山菜狩りの方が襲われたなど、この熊捕獲されていないからね。熊の行動範囲を考えると、正直なところ道南の何処に出ても不思議じゃないのだ。
ましてや、太田の辺りは熊が多い場所だから臆病な私はちょっと無理です。
更新情報が配信されていなかったので、しばらくノーチェックでした。
先ほど、ゾロゾロと更新情報が配信されたようで。
道道740の二つのトンネル、『節電中』とかで進行方向にひとつ置きに、照明消灯。
明暗の暗に入ったときと、カーブが多くて見通しが利かず、自転車だと怖かったです。
路側道も歩行はできても、自転車での走行はムリ。
前方からの車は怖くないのですが、後方からのが。
小さな赤色反射板しか付けていかなかったので、携帯のフラッシュランプを後方に点滅させながら走り抜けました。
交通量自体は極めて少なく、それゆえ怖い。
太田神社のあの参道、熊はのぼれてもくだることができそうもません。
熊の手足では、のぼることさえもできない部分もあります。
あそこに祠を置こうとした信仰心なのか何なのか、って、信仰心なのでしょうけど。まァ、たまげました。
KON-chanさん、こんばんは
更新情報というとRSS経由でしょうか。サイドバーのRSS記述は見た目が宜しくないので削除してしまったのですが、RSSフィード自体はさわっておりません。何か不具合があったのかもしれませんね。
さて、740号線のトンネル・・・新しいトンネルとはいえ交通量は少ないでしょうから、ちょっと嫌ですね。自転車はこの時期、全国から北海道を走る人間が集まっていますが、車を運転していて要注意なのが仰る通り自転車です。
判っている人はかなり派手にフラッシングを点灯させ、目立つようにしていますが反射板だけだと交通量が多いと見つけにくいと思います。でも、そういう事もあり、彼らはトンネルの通過時間を調整するようですよ。思いっきり早朝とか。お盆の様に交通量が通常より多いであろう日中は、嫌でしょうねえ(^_^;
早春に大田神社の前を通過というか一時停止しましたが、最初の階段だけで45度くらいの角度がありそうです。信仰心はありませんが、本殿からの景色はさぞかし良いだろうなあという考えなので、安全になってからチャレンジしてみたいと思います。