市内に花を求めて

黒松内の奥の院へカタクリを鑑賞する為に立ち寄る事が多いのだけど、今年は雪解けが遅かったようで先週立ち寄ったタイミングでは境内へ続く砂利道に雪が残されており、通行も出来ない状態であった。徒歩で訪れた境内もカタクリはおろか、イチゲやエンレイソウも皆無で僅かに蕗の薹が顔を出している状況であった。

そんな事もあり豊平公園に立ち寄った時の写真が上のカタクリである。このカタクリも山へ行けば、咲いている場所は群落となって春を感じさせてくれるのだが、都会に住んでいるとなかなか見られないものだ。

星置緑地 コジマエンレイソウ この種を観察するなら、今時分がピークだと思う

北海道で良く見かけるエンレイソウは、目立つという意味でオオバナノエンレイソウだと思う。原種に近い無印のエンレイソウは雪解け暫くすると咲いている事も多いけど、小さく目立たない色をしているので見落とす事が多い。ところがコジマエンレイソウは鮮やかなマゼンタ色の花を咲かせる為、他の草木や伸びていない今は非常に目立つ存在であった。

オオバナノエンレイソウはまだ皆無であった為、無印のエンレイソウのように発生も開花も早いようだ。星置緑地では恐らく今がピークだと思う。反面、星置緑地で有名な水芭蕉は既に終焉に近い。

星置緑地 コジマエンレイソウ群落

星置緑地 水芭蕉は最終盤であろう

星置緑地 エゾノリュウキンカ

星置緑地 エゾノリュウキンカ 濃い黄色の花と淡い黄色の花が並んでいる

星置緑地 ニリンソウ この種はこれからだろう

星置緑地 エンレイソウとキクザキイチゲ この種は本州では青い花が多いらしい 北海道は殆どが白との事だが星置緑地では両種が見られるらしい 背景に伸びているバイケイソウの葉模様も美しい

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