タブレット端末といえども最近は大型化が進んでいるようで、8インチ前後の小型タブレットは本当に選択肢が少ない。
今回は久しぶりにiPad mini 6 というアップル製品を買ったけど、本当にこのサイズは買っても良いと思える製品が少なくなった。過去形なのは昔は各社で色々なモデルをリリースしていたからだ。
それはともかく、久しぶりに買ったアップル製品だ。会社支給の携帯はiPhoneなので日常的にある程度はiOSに触れている人間だけど、今回のiPad miniはホームボタンがない。この為、操作は戸惑うかなと思ったけど、色物としか思っていないAndroid系のジェスチャー操作に比べれば直ぐに慣れる事が出来たと思う。
で、暫く使ってみたiPad mini 6 だけど、製品としては完成されているなと感じるけど、ソフト面ではAndroidの方が優れている部分もある。ハード的・・・というよりも、iPadというブランドと工業製品としての質感や設計の巧みさは流石だと思う。
総合すると満足度は高い製品だけど、100点には勿論届かなく、個人的には80点くらいなのかなと感じている。減点理由は
- ストレージを多く搭載したモデルやセルラーモデルのコスパが悪い
- 以前よりは自由さは増えたものの、カスタムはAndroidの方が未だに上
- Kindleなど別のプラットッフォームの利用に制約があり面倒
- 有料版アプリが少ない(ようは金を払ってでも、広告を消したい)
特に3番目の制約というのは例えばKindleのiOSアプリでは、アプリ内で書籍の購入が出来ない。Androidスマートフォンで決済を行えば問題ないけど、やはり面倒だと思う。
Apple Booksを使えば良いのかもしれないけど、電子書籍についてはプラットフォームが限定されるのは考えものなのだ。
それとこれは昔から感じていたことだけど、iPhone向けのアプリがiPadに必ずしも最適化されていない様に感じている。それ故、タブレットの中心に小さく表示されるようなアプリも多かったりする。
勿論Androidでも同様なのだけど、Androidの場合はスマートフォンと画面比が近い製品が多いから対応しやすいのかもしれない。iPhoneとiPadは明らかにiPadが横に広がっているからね。