防水デジカメ更新

OLYMPUS TG-620 防水デジカメは妥協するしかないと悟ったかも。

先日の旅でシュノーケリングに使用したカメラがLUMIX FT3という防水デジカメだけど、パッキンより少しの浸水があり、出力端子が腐食してしまったようだ。撮影は問題無く出来るけれど、再生ボタンを押すと出力端子がショート状態の様で出力形式を指定云々の表示が点滅して記録された画像確認が出来なくなったのだ。

完全に乾燥後は再生も問題なく出来るようになったけど、使わない端子の修理はともかく、最低でもパッキン交換は行わなければいけないと思っている。

浸水した原因は正直何とも言えないけど、修理に出せばパッキンと本体の間に異物がという事になってしまうのだろうね。開閉時は気をつけているつもりだけど、絶対に異物が無いか?と言われればこちらも否定は出来ないし、この手の製品はパッキンも年に一度は替えろという説明がなされている事が多いから、保証が切れた今のタイミングでクレームをつけてもどうにもならないだろう。

でも、実際問題として防水コンデジの実力はこんなものだと正直思う。12m防水と言っても、パッキンはゴムだけだからね。このゴムも中の成分が飛んだり(蒸発ってこと)、基本は常に蓋は閉めているので弾力性が無くなっていても不思議ではない。釣りに使うのであれば、これでも全く問題はないと思うけど、今回は結構な長時間、浅いとはいえ水に浸かっていたのだから、パッキンの寿命という事なんだと思う。

そんなわけで、こいつは修理にまわすとして修理中の防水カメラが必要になってしまった。SONYのTX5も一応は動作するけど、元々電池の持ちが良くないのに最近は更に悪化してきている。まあ、バッテリーを交換すれば復活するだろうけど今更ねえ。

そこで仕入れてきたのがOLYMPUSのTG-620。量販店で防水コンデジの画質や動作を昨日今日と見て回ったけど、画質だけなら同じOLYMPUSのTG-1が良かった。でも、高価過ぎるのだ。それと少々ボディが大きい。

面白いなと思ったのが、SONYのTX-300V。置くだけ充電対応とWi-Fi対応だと。極端な話、蓋は一切触らなくてもファイルの転送が遅いとか充電が遅い(かもしれない)は妥協すれば使えるからね。また、やる気になれば蓋をシリコンシーラントで完全に埋めてしまえば、ある意味究極の防水となるかもしれん。

浸水の可能性がある場所を埋めてしまうという事は真面目に考えたんだけど、それをするにはこの機種も高価過ぎなんだよな(笑)。あと、見た目のデザインは面白いけど、起動は遅いし、手に全然なじまない。全てのSONY製品を否定する気は無いけど、使い勝手があってのデザインだとは正直思います。

あとはFUJI FILMのXP150やXP50はTG-620と似たような性能だと思ったけど、レスポンスではTG-620の方が良かった。LUMIXのFT4は、FT3の浸水が心情的に嫌だし(笑)、CANONのはボディが手になじまなかったのと、操作性が好きになれなかった(まあ、慣れの範疇だろうけど)。あとPENTAXは画質の面で落としてしまった。WPシリーズは進化したと宣伝しているけど、僕的にはちょっとね。

もっとも、TG1クラスなら良いなあと思うけど、後は所詮はコンデジでしかないレベルではあるとは思う。結局、メインは釣行に携帯するという目的だから、結論としては各自触ってみて良いなと思えるのならそれで良いと思う。ただ、商品の特性上、長く使うなんて事は僕は諦めたね。

だから、今後はそこそこの性能で廉価な製品を、消耗品と割り切って使う事にしようかなと思った次第。だから、皆装着するであろう液晶の保護フイルムもあえて買わなかった。

GPSとかは搭載していないモデルであるけど、釣りでGPSは僕は不要かな。製品によってはロガーとしても使えるようだけど、実際にそれをやったらバッテリー持つんだろうか?また、スマートフォンのカメラで十分という人も居ると思うけど、僕的には釣りなどに使える代物ではないね。そりゃ、途中一息ついたときに、川や風景を写すくらいの事はするけどもね。