動画サイトで村岡昌憲氏が紹介していたホームセンターのグローブが、コーナンで売られているEX-Fitという薄手のゴム手袋。安い物なので通販で入手して使ってみたけど、確かに薄く指にフィットするグローブなので装着したまま細かな作業も出来る優れものだと思う。
グローブと言ってもフィッシンググローブとしてではなく、ラインを巻いたりリーダーを結ぶ時、あるいは荷物の積み下ろしなどグリップ力が欲しい場合に素手に近い感覚で装着出来るグローブという意味である。
尚、キャスティングをする場合は間違いなく早々にゴムが破ける筈なので、そういう用途であればキャスティング用のグローブか別途フィンガーグローブは必須だろう。あくまでも作業用のグローブとして素手感覚+グリップ力が増す優れものという事だ。
ただ、北海道にはコーナンの実店舗がないので入手性が悪い。公式通販でも入手できるけど、動画の影響で販売量が増えたせいか五個(双組)の数量制限が設けられている。送料も別途必要なので数量が五個だと微妙な価格ではある。アマゾンなどでは転売品が倍以上の価格で売られているので、数量次第ではアマゾンもという事はいえるけど、個人的には転売品には手を出さないので、コーナン製が欲しければ公式サイト一択だろうか。
パーケージに記載されている「PRO-ACT」というブランドは、コーナンのオリジナルらしいので他のホームセンターで同じ物が売られているわけはないのだけど、色々物色した結果、コメリのK-PLUS WORKSブランドから激似しているグローブが発売されているのを後輩が見つけてきた(このグローブについては、工具好きの後輩へ提供してホームセンター毎に情報を収集していたのだ)。
同サイズを装着したところ、フィット感や薄さは全く同じなので、製品名の印刷以外は同じじゃないのかと思ったけどゴムの材質が違うようだ。その違いはコメリ製はスマホなどのタッチパネル対応を謳っているけど、コーナン製は無記載。
グローブを装着してスマホを操作してところ、コメリは文句なしに操作可能であった(もっとも、当たり前だけど指紋認証などは不可だが…)。コーナン製はかなり強くパネルをタッチしないと認識しない。それ故、スマホも操作したいという事であれば村岡氏推奨のコーナン製よりもコメリ製だろう。もっとも、材質が異なるので耐久性が異なる可能性もあり、スマホ対応だけで製品を決めるのもどうかとは思う。
それでもコメリは北海道にも実店舗があるので、道央圏在住という事であればコメリ製の方が入手性が良いと思う。また、コメリ製は単品ではコーナン製と殆ど価格は変わらない(250円ちょい)けれど、三個(双組)では今日の購入では税込みで600円を切っているので今回の購入についてはコメリ製の方が安く済む。
これも村岡昌憲氏が紹介していた自作のラインブレーカー兼PEライン結束時のアシスト棒。市販の製品は無垢かパイプのアルミにゴムが巻いていて2000円前後するけど、この自作品は今回で1本あたり150円くらいで作成ができた。見てくれは製品に比べて良くはないけど仕事的には同等だと思う。また、製品とは違って水に浮くので海の藻屑(川でも湖でも同じだが)と化す可能性も少し減るような気がする。
まあ、細かな部分を少し何とかすれば見てくれも良くなるとは思うけど、質実剛健で良いという事であれば、複数作成しておいてベストやタックルボックスなどに放り込んでおくなんて方が役立つのかもしれないね。