小型クリッパー

上が今回購入したボルトクリッパー 自宅工具の中に下に写っているクリッパーはあるのだけど、サイズ的に片手での操作が困難だった。

そのまま燃えないゴミで廃棄という事でも良かったけど、中には廃番となっているルアーもあり、捨てる前に1度は整理が必要だろうと、発泡スチロール箱に放り込んでいた二軍三軍の全てのルアーのフックを外した。

但し、そのルアーの数が半端なく(20年くらいコツコツ?溜め込んでいたゴミに近い代物)、錆びているものもあり、普通の方法でフックを外そうとは思わなかった。結局、フックのアイを切断してしまおうと考え、自宅のクリッパーを持ち出してみた。

フックの切断は問題ないけれど片手操作ができないサイズという事もあり、効率を考え、少し小型のクリッパーを購入した。3000円近くと微妙なプライスではあるけど、自宅で使うクリッパーとしては手頃なサイズであり、一番下の写真に入っている全てのルアーフックを難なく切断しまくった。あまりに効率よくフックを外せたので、フック交換が必要と考えているルアーも加えたくらいだ。

ちなみにフック程度の材質であれば、クリッパーの刃には殆ど負担はないようだ。一応、ピアノ線(鋼線)の2mmまで切断可能と説明書に書いている。

このクリッパーはルアーのフックを大量に切断するという用途の為、片手操作ができる今回のクリッパーは正解であった。

錆や塩ガリなど、こうした状態のフックも、ここを切断すれば一発で外れる。

注意点として、切断時には断片が飛び散るという事。僕はアイを保持しながら(写真の状態では切っていない。流石にフックが飛んでくるのは、リスクがありすぎる)写真の位置を切断したけど、アイの半分が向こう側に飛んでいく。それ故、他人の居る場所での作業は絶対にNGという事と、直接飛んでこなくても、床などに破片が落ちると歩いて刺さる可能性もある。この為、大きめのビニル袋などの中で作業を行うなど、飛散予防策は講じておいた方が良い。

更にいえば保護用のゴーグルと厚めの革グローブなどを装着していた方が、安全度は上がるはずだ(ゴーグルは取説にも書かれている)。長々書いたけど、怪我をしないように考えないと痛い目に遭いますよということだ。

本音を言えば、こんな注意点は書かれていなくても、自ら安全に作業が出来るよう考えて行うのが当たり前だとは思う。そもそも、ルアーのフックというそれだけでも危険な物を扱っているのだからね。だから、こうした作業で怪我をしたら、作業を行った本人が100%悪いという事を自覚している人が、こうした方法を参考にして欲しいとは思っている。

フィールドでフックが甘くなったりなど、一軍ボックスから外れたルアーの末路。マメにメンテナンスすれば、ここまでの量にはらないのだが・・・。