自転車の携帯工具としてあまり持ち歩く人は居ないのかもしれないけど、こうしたプライヤー付きのツールは結構役立つ場合も多い。先日それを実感したのがパンク修理時、小さな金属片がタイヤに刺さり、内側に突き出ていた事があった。これを確実に取り除けたのは、このプライヤーのお陰だ。
これがなくてドライバなどでこじれば金属片の除去は出来るだろうけど、指では難しい固定を行えるというのはありがたい。また、ナイフも内蔵されているのでチューブを切ったりすることも出来る。小型な製品なので他の工具と一緒に、サドルバッグなどに放り込んでおけば役立つこともあると思う。(ちなみに同じく携帯しているのはPB SWISS TOOLSのPB470とパナレーサーのタイヤレバー。ちなみにPB470にもタイヤレバーが内蔵されているけど、これだけは定番の専用品を持っておいた方が良いと思う)
あと、この手の製品は銃刀法的に問題となる可能性は否定出来ないのだけど、サドルバッグに収納しておく事や刃の長さは4cmにもなく、自転車の工具という理由があるので、普通の状況では大丈夫だとは思う。それでも身体に携帯という形にはならないような配慮は持っておいた方がいいとは考えている。