渡島半島、特に日本海側は気温が上がりやすく、春の訪れも他所に比べると早い。それでも今年はかなり山菜の開幕も早かったようで、先週の時点でギョウジャニンニクの声が聞こえてきた。もっとも、道南の日本海側であれば何処でもというわけではなく、早場と呼ばれる場所がやはり何処よりも早く開幕するようだ。
地形であったり、斜面の向きなど条件が重なった場所という事になるのかもしれないけど、逆に遅場もシーズンを長く楽しむという意味ではありがたい存在であり、そうした場所の引き出しが多いか少ないかにより採取量が決まる。
ギョウジャニンニク採取の合間、昨年も訪れた場所で竿を振ってみた。前日の大雨と強風がどう影響したのかは判らないけれど、狙っていた居着きのイワナは姿を見せず、釣れた魚は全て遡上したアメマスであった。細い個体が多かったけど、写真のアメマスはそこそこの太さがあり、立派な尾びれを持ったアメマスだったと思う。
廃番のCD7 CGPを丸呑みしたけど、不思議な事に今回はRAPALA CD5とCD7が効いた。水量が増えていたという事も理由なのかもしれない。