僕のサイトはWORDPRESSで動作させており、設置先はX Server のX10プランというものだ。月々1080円なので、個人で使用するレンタルサーバーとしては手頃な値段ではあると思う。
今回の「サーバーの引っ越し」というのは、業者を変えるという意味ではなく、X Server内で従来の機器から新しいサーバー環境へ引っ越し(データ移動)が出来るというサービスが開始されたので、それを行ったものだ。
同じ業者内での話なので、基本的にはボタンを押すだけだ。データのコピーが終わった後に(申し込んでから暫くは時間が必要だった)動作確認をさせ、移動OKであれば、最後はコントロールパネル上で「サーバー移行」ボタンを押して終了となる。
新しいサーバーは主にハードウェアが新しくなり、CPU性能やメモリ搭載量が向上している。だからどうだという話に聞こえるかもしれないけれど、WORDPRESSというプログラムはブラウザの要求により動的にページを生成する。それ故、重い軽いで言えば重たいサイトになりがちなのだ。
つまり、収容されているサーバーが速く処理を行ってくれれば、サイトのレスポンスも向上するという事になる。但し、ハードウェアが更新されたと同時に、たとえばインストールされているPHPのモジュールで古いバージョンは切り捨てられたりしており、走らせているプログラムとの整合性は考えないといけない。
実際、最新のPHPはVer7系だけど、これに切り替えた瞬間にWORDPRESSのプラグインがクラッシュしたりした。具体的には表示を高速化しようとインストールしているキャッシュ系のプラグインだけど、今回はサーバーの速度が上がっているおかげでキャッシュ系を全て停止させても、掲載した画像レベルの速度は確保されているようなので、良かったとは思っている。