Xperia Z3 Tablet Compact

Z3 Tablet CompactとiPad mini

Z3 Tablet CompactとiPad mini

SONY製のタブレットであるXperia Z3 Tablet Compactを仕入れてしまった。買う気はなかったのだが、ちょっと家電屋を覗き、手に持ったのが駄目だね。常用しているのが初代iPad miniなので、普通に考えるとiPad mini2か3、あるいはAirかAir2というのが普通なのだろうけども、8インチサイズでこの重さと薄さは猛烈なインパクトがあったのだ。

個人的な評価として、iPad miniは通勤や旅などで持ち歩く端末としては、適度な重さとサイズが良かった。ただ、先日リリースされたiOS8の影響で動きがもっさりしてきた事と、ディスプレイの品質が良くないのがネックだったんだよね。まあ、OSの方はアップデートしないという選択肢もあったけど、ディスプレイについてはどうにもならない。具体的には現在のスタンダードであるsRGBの色域を全然カバー出来ていない。高価なAirなどは、ほぼsRGBに調整されている事を思うと、今回のmini3で改善されていれば素直にそちらをと思うけど、Appleはそれをやらなかったから気持ちが失せてしまったのだ。Airを買うという選択も勿論考えたけど、以前所有していたiPad2より軽いとはいえ、やはり毎日の通勤では少しでも軽い方がいい。

もっとも、今回のXperia Z3 Tablet Compact(名称が長いな・・・以下Z3 Tablet)は巷の評価では、sRGBどころか色によってはAdobe RGBの範囲を超えているらしい。これもまたどうかなと思う部分で写真のレタッチなどでは、ちょっと使えないかもしれない。これがTVの様な製品であれば、映る絵が彩度(色の鮮やかさ)が異様に高かろうが綺麗と感じればそれでいい。Tabletもそういう使い方をするのであれが、正直なところ品質の悪いiPad miniでも十分なのだ。

でも、撮影したデジカメ写真を取り込みアプリケーションを使いレタッチをという事になると、彩度が高すぎるのは逆に困ってしまう。また、Z3 Tabletはかなり色温度が高いようでこれもどうしたものかと思う。まあ、Tabletで本格的なレタッチは行わないから、これも妥協すべきなんだろうけどもね。

使い勝手はiPadもAndroid機もそれぞれ良い部分はあるけど、iPad miniで良いのは画面比率かな。横にしてもそれなりの幅があるのでWebなども見やすい。Android Tabletももっと大きくなれば比率は僕の好みになってくるけど、7や8インチだとスマフォと全く同じ比率。ま、解像度は上がっているのでこれはこれで妥協すべきことなのかもしれない。
でも、OSがAndroidになったという事もあり、ある意味で自由度が上がったね。iOSは悪いOSじゃないけれど、アプリアイコンの配置などに自由が少ない。故に僕にとっては使いにくい部分が多いのだ。だから、スマートフォンでiPhoneを買おうと思ったことは一度もないもの。まあ、それは非防水という理由もあるんだけどね。

まあ、仕事柄色々知らなくてはいけない部分もあるので、これでiOSとお別れというわけじゃないけれど、メイン機種は暫くはZ3 Tabletという事になりそうです。