カメラ用ドットサイトユニットである、OLYMPUS EE-1が届いていた。
先日仕入れたXF100-400mmというレンズは、35mm換算だと150ー600mmほど。これにテレコンを付けると、テレ側は840mmの超望遠レンズとなり、画角は極めて狭い。飛んでいる野鳥などの動き物を撮影しようとは思っていないけど、例え静物だとしても、この狭い画角では、ファインダーでフレーミングするのは骨が折れる。
それを補助してくれるのがドットサイトと呼ばれるもので、元々は小火器の照準器の1種類だ。これは基本的に等倍(目で見えるそのまま)の広さに光点を表示させるもので、カメラの場合は、ファインダーのフレーミング時にドットサイトの光点を合わせると、拡大された像がファインダーで見えるというものになる。
ファインダーで見える像は当たり前だけどレンズを通した画像だけど、ドットサイトは別もの。それ故、厳密な照準を得るにはパララックスの調整が必要になる。撮影する目的の物が近ければ、パララックスは大きくなるし、遠景になればなるほど少なくなるけど、何れにしてもあらかじめ撮影距離により光軸は調整する必要はある。
このドットサイトは新しい物ではないけど、今回のこの製品はカメラ用にホットシューへ配置出来る様になっており、尚且つ値段も手が出しやすい価格になっているのがポイントだ。ただ、仮に動き物を狙うという事であれば、設置場所はファインダーの横、ブラケットを介してカメラの横に設置し、片眼でドットサイトを確認しながら、もう一つの片眼でファインダーを覗くという方が実践的の様だ。
もう一つのガジェットはカメラバッグ。このカメラバッグは何個も持っている人は多いと思う。僕も何個か手元になるけれど、ここ最近はDOMKEのJ810というバッグが気に入っており、大抵の場合はこのバッグを持ち出していた。でも、今回は大きな望遠レンズを持ち出す時、このバッグでは収容出来ないので、アルティザン&アーティストの昔買ったトート型バッグも併用しそうだ。
それはともかく、何で更にバッグを買ったかというと、何よりも安かったからだ(2780円)。DOMKEよりも小さく、機材の量は入らないけれど、ちょっとした旅行にボディ1、レンズ2くらいで出かける時など手頃かなと思えたのでね。
値段の割にはしっかりしていて、質感も悪くない。ただ、「Amazon basics」のマークは微妙かもしれないが。何れにしても、求めているサイズであえば、こちらのバッグは下手な物を買うよりお値打ちかなとは思う。