HUAWEI WATCH GT2

縞々模様はモアレ…。デジタル機器なので表示は色々変えれるのだが、とりあえずアナログ表示にしている

アメリカ政府の規制があり、スマホは微妙な立ち位置となってしまったHUAWEIの製品だけど、他の中国メーカー同様に同社のスマホ以外の製品もコスパは上々だと思う。

僕はスマートウォッチはどちらかと言えば否定的というか、長年様子見のスタンスだった。それはバッテリーの持ちが、話にならないと感じるレベルだったからだ。

今でも理想を言えば、電池交換が不要のソーラー時計の様に充電も不要というレベルだ。でも、流石にそのレベルの製品は、市場にはまだない。それでも、今回の HUAWEI WATCH GT2 は、常時表示で1週間ほど、必要時の点灯に設定すれば2週間ほどバッテリーが持つと言われている。

公称値は話半分としても、この手の製品としては圧倒的なスタミナを誇る様で、これなら使っても良いかなと感じた。

ただ、何故スマートウォッチなのか?。

僕はプライベートのスマートフォン(大昔のガラケー時代から)で、着信やメールの受信時に音を出す事は一切ない。流石にバイブレーションはONにしているけど、音を出すのは目覚まし時計変わりのアラームだけだ。

この運用でも常に身につけていれば問題ないのだけど、最近は常に身につけるのは会社支給のiPhoneなので、場合によってはカバンにプライベートのスマホを仕舞ってしまう。こうなると電話着信やメールなどの受信が全く判らない。この為、スマートウォッチのアクティブトラッカー機能で通知させる運用が良いかなと思ったのだ。

この運用だけで良い場合、HUAWEIで言えばBand4等の製品は5K前後で購入できる。スマートウォッチというよりスマートバンドという製品で、どちらかと言えば活動量計に近いと思うけど、この手の製品でも用は足りると思う。

ただ、腕時計の代わりにスマートバンドというのも抵抗があり、当初、左腕にはこれまでの時計、右手にスマートバンドという事も考えていた。でも、両腕に異物を装着するというのもどうかなとも思う。それと今の時計(CASIOのPROTREK)も気に入っているのも、悩みどころであった。

でも、結局、この製品を導入したという事はある意味で妥協だったと思う。PROTREKも一生使えるとは思わないけど、充電式バッテリーを内蔵しているスマートウォッチよりは製品寿命は長い筈だ。スマートウォッチのバッテリーを交換し、長く使うのは限度があると思う。

それでも、最終的にこの製品(Watch GT2)を選んだのは、妥協できるレベルのバッテリーの持ち、アクティブトラッカー機能、および、活動量計の機能が腕時計に集約されている事が大前提としてあり、値段も比較的手頃なこと、それと何よりも普通の時計らしい丸いベゼルデザインという事も大きかったかもしれないね。

着信の通知 Bluetoothでペアリングを行っているので、スマホ側の電池持ちがどうなるかが少し不安かも。

2/13追記

満充電から丁度48時間後。使い方次第だろうけど、僕の場合で10日バッテリーが持つ計算だ。

常時表示を行わない状態で最長14日との公称値なので、話半分とは思っていたけど、今のところ僕の条件下でも1日10%の電力消費だから、10日はバッテリーが持つ計算になる。

この値よりも優れたバッテリー持ちの機種もXiaomi製品ではあるようだけど、とりあえずは1週間以上持てば時計として使えるかなと感じている。

電話着信やメール&メッセージの通知機能、アラーム機能、活動量計としての機能に加え、睡眠状態や心拍数なども計測しているので当初の目的は十二分に果たしている。ただ、スマホと同じで徐々にバッテリーは劣化していくと思うので、そのうち持たなくなるのだろう。

それでも現時点では、性能とバッテリー持ちのバランスは、かなり優れているモデルだと思うので、僕のようにバッテリーが持てないのは悪だと感じる人でも一定の満足度は得られるのかなと思う。