Acrobat X が起動しない

（情報所在場所の備忘録的エントリー）Windows環境でAcrobat X が起動しなくなる件
※注意※
このエントリーについては、Adobeのサポート情報が数度改訂されており、その度に追記という形で記述を行っています。現時点の情報に書き換える事も考えましたが、経緯も大切だと思い直し、追記のまま元記事はそのままで残していますので、必ず最新のAdobe情報を確認してください。

職場で一番使用頻度が高いアプリケーションはBrowserとMailerだけど、次にというと僕の場合はAdobe Illustrator か Adobe Acrobat だ。WordやExcelも標準ソフトなので入っているけど、ExcelはともかくWordなの何に使うんだ状態。まあ、特殊な仕事をしているという事もあるのだけどね。

そんな職場環境に入っている Acrobat X Professional だけど、あるとき急に全く起動しなくなるトラブルが過去に何度かあった。当初は「Acrobat（X）＋起動しない」で情報を調べて有効な手立てが無かったけど、実際にはAdobeからKB情報が出ていた様だ。昨日は自宅でも発生した為、これはおかしいと調べ直したらAdobeから情報が出ていた。

Acrobat X が起動しなくなる

Acrobat Xが起動後強制終了する

ここではWindows7環境でとなっているけど、職場はWindows XP SP3環境でも発生している。回避策も提示されているけど、手っ取り早いのはSoftware（Acrobat）のUninstall後に再度Installを行う事のようだ（これは既に情報入手前に試していた方法）。

Photoshop上でActivationを解除・実行云々という事になっているけど、これをやっても駄目という事例も多いようで次回にトラブルが発生したら（それまで修正してくれるのが一番なのだがね）試してみようとは思っている。ただ、職場は遅いPCだけど自宅はそれなりのパワーがあるので削除後の再インストールが手っ取り早いかなとは思うが。

ただ、AcrobatをInstall後、必ずUpdateを行っておく事。特に最新Firefox環境だとCreatePDFのPlug-inが動作しない。

2012/09/20追記

今日も突然Acrobatが起動しなくなった為、CS6のActivationを解除し、再度Serial番号を入力後に再Activationを行ったところ、Acrobat Xも正常起動するようになった。過去のCSではActivationを解除しても、Serial Noを残すか選択出来たと記憶しているけど、CS6は再入力が必要の様子（僕の環境では）。手元にMedia（DVD)があれば問題無いが、自宅と職場など違う場所で使用する場合などは念の為、Serial No番号を控えておく事を勧める。また、Adobe ID（Mail Address）とPasswordも必要になるので、事前に用意しておく必要がある。

2012/09/30追記

自宅のWindows7環境で発生。この時はファイルと途中まで開いて、突然ソフトが落ちた後、全く反応が無くなった。対処方法は９/２０と同様で修復した。

2012/11/15追記

Adobe の情報が改訂されているようだ。　Acrobat X が起動しなくなる

これによると、 Adobe Application Manager のUpdateを行うと、改善する可能性ありとなっている。Software Update で確か自動的に入ったと記憶しているけど、該当の症状が発生している人は手動でDL後、インストールを試みた方が良いかもしれない。

ただ、問題なのがこの問題（Acrobat X が起動しない）で、未だに僕の様な個人ページが検索でヒットするという事だ。何故か「Acrobat X が起動しなくなる」という表題なんだよね。これまた、困ったものです。

2013/01/17追記

未だにこの記事へのアクセスが多いのが、正直困惑しております。それはさておき・・・。

Adobeからこの件に関する修正パッチが出ているようです。

Creative Suite 6 インストールから 30 日経過すると Acrobat が起動しなくなる

また、最初の情報である　Acrobat X が起動しなくなる（Windows7）　も更新され、解決策に修正パッチ云々に変更となったようです。

僕は業務でAiやAcrobatを使用していますが、バージョンを統一させる等の必要がない為、常に最新パッチを当てています。今回の修正パッチがリリースされていますが、その前はAdobe Application Managerをアップデートで直る可能性があるとアナウンスされていました。

職場環境では毎日Acrobatを使用していますが、実際のところ今回の修正パッチは実行していません。トラブル自体は過去の書き込みでわかるように昨年の9月30日を境に発生していません。Adobe製品の（CS6）のアップデートに修正パッチの内容が含まれているのか、それとも単独で実行した方が良いのかは、当方には判断出来かねますが、現在トラブルは発生していない事を重視し、この修正パッチは当てないで様子を見ることにしました。

尚、Adobeの情報ではWindows7環境となっていますが、職場ではWindows XP環境でも3回ほど同様の症状が発生しています。この件については、Adobeへも報告を行っていますが、これについては改訂されませんね。

最後にAdobeへの苦言ですが、確かにこれまで正常に動作していたAcrobatが起動しなくなるという意味では「Acrobat X が起動しなくなる」と言えるでしょうが、そんな検索は僕は行いません。経時的な意味では間違いではないでしょうが、普通は現時点の症状を考え「Acrobat＋起動しない」などのキーワードで検索を行うのではないでしょうか。

現在では「起動しない」でもGoogleではAdobe 情報が一番頭に出るようになりましたが、僕がこのトラブルに出くわした当初は全くヒットしませんでした。

そんな事が重なり、備忘録だと書いたこの記事に、未だ毎日それなりのアクセスがあるという事なのでしょうね。まあ、それはそれでこのエントリーも少しは世間様に役立っているのかなと感じてはいますが、やはり複雑な気分です。