LTEその後

KDDIのLTEである4G LTE が商用開始となってから、一ヶ月以上の期間が経過した。対応モデルの発売日に端末を購入したので、まだユーザが少ないという理由もあっただろうけど、その後も僕の住む札幌市については、目立ったような速度低下は落ちていない様に感じている。

左が11/28に北日本最大の歓楽街すすきので計測したもの。右が今日現在の自宅計測したものだ。

ビルの中などでは、やはり速度は低下気味になることが多いけど、ちょっと驚いたのが先月末にススキノで飲んでいた時に計測した40MBオーバーで今のところ、僕が計測した中では最速値である。自宅でも25~35MB程度はコンスタントに出ているので、下手なFTTH接続(光ファイバー)よりも速いかもしれない。

技術の進歩と言えばそれまでだけど、電波だけでこの速度が出るのは、昔からネット接続していた人間にとっては驚愕する事実であった。ここまで速いと、自宅の固定回線を解約してという事になるけど、流石に安定していて送受信容量を無制限にという事になれば、やはり固定回線にはかなわない。

LTEサービスは事実上全てのキャリアが導入しているけど、通信規制も然り。各社7GBを越えると速度規制が入ると言われているので、携帯端末だけでは自宅のPCまでを賄う事は無理がありそうだ。この規制については、今更書くのも何だけど、各社共に間違いなく存在する。職場でも未だにSBは通信規制はないなどという人間が居たけど、そんな事はなく、しっかり規制があったりする。ちなみに、この会社の場合は都合が悪い事は表に出さない傾向にあるので、一部の情報に踊らされない事だ。

それはともかくとして、現時点でKDDIの4G LTE は、Android環境では文句なしにお勧めだと感じている。端末もOptimus Gという事でストレスは全く無い。HTC J Butterflyの方が人気があるけど、LG端末も僕は良いスマフォだと思うけどもね。電源ボタンの不具合などが報告されているようだけど、幸いな事に僕の端末では問題が無いし、Wi-FiやMailのトラブルも何とか解決した(これについては、追記の形で書いているので過去記事を参照)。

あと、話は前後するけど、LTEのエリアは思っている以上に広く、3G通信に切り替わった事は釣りのフィールドや一部の地下くらいかな。先日、十勝川の帰りに昼食で立ち寄った池田町でも20MB以上の速度が出ていた(まあ、遮る物がない場所という事はあるけれど)。但し、このエリアはあくまでも4G LTEと呼ばれている800MHz+1.5GHz帯のみ。iPhone5のLTEは2GHz帯だけなので、4G LTE並のエリアは期待しないことだ。