血なまぐさい話

釣りのブログやWebサイトが爆発的に増えた故、確率問題だと思うけど、釣果写真でこれは勘弁という写真も結構目に付くようになった気がする。その中でも、まず見たくないのは魚の血が写っている写真だね。食べる事が前提の魚であればまだ我慢出来るけど、LFMやFFMの様に殆どがリリース前提の釣りの場合は、出血した魚の写真は個人的に嫌いだ。

まあ、偉そうな事を言っても、僕も魚を釣り上げて撮影した写真に出血が認められる事も少なくは無いんだけどね。でも、それをそのままネットに流すなんて事は、僕にとっては考えられないな。そういう写真は公開しないか、出すならばある程度は修正して欲しいと思うのだ。痛々しいじゃない。

出血したのが事実だとしても、それも不可抗力の事もあるにしても、それを変だなと感じないで公開するのは如何なものかと思うわけ。勿論、個人の感覚だから、本人がそれで良いと言われりゃ何も言えない。でも、僕は嫌だし、そういう考えは嫌いです。

幾らキープするカラフトマスだとしても、この血は嫌だよねえ。

プロじゃないから下手なレタッチだけど、血だらけよりも良いと思うよ。

レタッチ出来ないとか面倒であれば、グレースケールにするだけでも。

1番上が血だらけそのままで、2番目がレタッチして血を消したもの。3番目は1番上の写真をグレースケール化したものだ。これはカラフトマスの写真だから、血だらけでもあまり感じないだろうけど、アメマスなど再び水に戻る様な魚が血だらけだったら他人はどう思うかということだ。血も事実だから、そのまま写真を公開するというのは正直な様に思えるけど、報道などで無残な光景を公開しないという事と似ている様な気がする。

まあ、こう言ったところでこれは各自の考え方だから、僕の考えを押しつける気はないけれど、簡単に公開出来る時代だからこそ、こうした事を含め色々考えておいた方が良いのではないかなとは思います。本人に悪意は無い事が殆どだろうけど、他人に見られて変に思われる事はないのだから。