LEATHERMAN FREE P4

LEATHERMAN FREE P4

LEATHERMANの製品は米国というお国柄か、どのモデルも剛性感があり、キッチリしているモデルが多い。最初のモデルがプライヤーをベースとしたツールという事も大きく、ナイフがベースのVictorinox(最近はプライヤー装備のモデルもあるが…)との違いもあるけど、実際にナイフなどの品質も良いと感じる。

昔買ったLEATHERMAN製品の固い革製ケースよりも、軽量、柔らかで使い勝手も良さそう。

このボタンがなかなか良いフィールなのだ

今回は昨年発売となったFREE P4というモデルで、昔からのモデルとの違いはプライヤーの開閉が非常に軽く、やる気になれば片手でも可能だということ。内装されているナイフ以外のツールも根元を押すと開く構造になっている。

流石にナイフ、ノコギリ、波刃ナイフなどの刃物類は、オリジナルのモデルと同じでブレードの横を引き出す構造になっているので安全面も安心だ。

プライヤーを閉じた時の最後、マグネットで完全に閉じる構造になっているけど、少し心配なのがフィールドで砂や泥に落とした場合、磁石部分に砂鉄がつかないかな。

でも、この構造のお陰で、従来は開閉が重いと感じたツールもプライヤーを含め、軽々出来るようになったのは素晴らしいと感じる。また、個別のツールもLEATHERMANの場合は品質が高く、専用ツール並に使えるのが魅力的だ。

公式244g 実測250g

それなりにズッシリと感じる重さが最大の欠点なのかもしれないけど、プライヤーなど強度が必要なツールであれば仕方がないと思う。チタンを使用したモデルもあり、軽量化を図ったモデルもあるけど、強度と共に剛性感を保つためか肉厚のボディのそれは、軽いと感じるレベルではなかったと思う。

軽量モデルが必要であれば多機能なこの手のモデルは避けた方が良く、プライヤーが欲しいという事であれば下のSkeletoolなどがお勧めだ。

ハサミ、+ドライバ、栓抜き、-ドライバ、テコ機能、梱包カット機能、ナイフ

波刃ナイフ、ヤスリ、スケール、ワイヤーストリップ機能、キリ、缶切り、ノコギリ

おなじみのプライヤー部

昔買ったSkeletool CX は、単機能故に軽量だ

2 件のコメント

  • こんばんわ、何故か、レザーマン他の小型道具類と革製品の手入れを先程まで行い、休みも終わりと、サイトを訪れたところです。レザーマンの記事でびっくりしましたよ。

    丁度昼間の遊び道具も乾いたのを片付け終わりました。最近、スノーシューで夏場の自転車ルートを歩いております。橋のたもとから道路に入り待避所に車を止めR 275から入る道の合流点迄、往復8km。
    (R275からの道は、最後の農家の先までの除雪でアプローチ不能。)時折雪も舞いますが、風は殆ど無く、凍った湖面とモノクロの幻想的な景色でした。

    冬の夜、思い出した様に古い道具類を、手入れしております。
    基本ナイフなどの金属と革製品の手入れ。
    ナイフなどは使うより研いでいる時間が明らかに長いと思います。

    しかし、ゴム、化学製品の劣化はどうしようもないですね、本日使用の25年前に購入したATLASのスノーシューはゴムの繋ぎ部分が切れました、かかとに近い部分なので直接歩行には影響無いと思いますが、修理ですね、購入先の秀岳荘に持ち込む予定。
    しかし、他の非金属部分全て交換となると、購入時の¥25.000を超えたりして。

    去年の雨降りキャンプ時、同じく25年前に購入のFOXFIRE製のGORETEXカッパがカッパの用をなさなくなり、帰宅後調べたところ、肩回りの継ぎ目のシームテープが劣化でボロボロになってました。
    愛着がある物でしたので、専用のシームテープを購入しネット情報で直しました。
    流石に全面雨漏り、支柱の金属パイプが割れたモンベルのタープは廃棄しました。風に強いヘキサ型で
    もう売っていないので迷いましたが、治しようが無かったと思う。

    こういう事ができる様になったのも、ネット検索で最新情報が瞬間に得られる様になった事と、ご丁寧にも必要アイテムのamazon購入案内のお陰ですかね。

    くだくだ、何を書いているのかと思いますが、これは、開高健さんがよく言っていた、玩物喪志ですね、
    物を弄っているのが好きなのだと思う。
    自転車弄りだしてから益々その傾向が強くなったと思います。

    • ZENさん こんにちは。

      LEATHERMANのマルチツールが特筆すべきなのは、安物の十徳ナイフのようなオモチャ感が少なく、どの機能も使うに値するレベルにあるという事かなと考えています。強度を確保しているので、ゴツく重たいという製品が多いですが、フィールドでは安心感はありますね。マルチツールといえばVictorinoxの方が有名ですが、多機能のモデルは強度や使い勝手はイマイチです。

      スノーシューで歩かれているのですね。こちらは市内を歩くだけですが、カベラス仕様のアトラス製スノーシューも物置に眠っています。使用頻度は少ないですが、購入してから10年ほど経過しているので、ゴム部分の劣化等は要注意ですね。フィールドで切れたら大変な事になります。

      ネット情報は仰る通り、一昔前は無かったものです。通販のアマゾンやヨドバシなども便利になりました。ただ、当たり前になってから、ネット情報の信頼性信憑性を確かめなければならない時代にもなりました。広告と記事の境が難しい様な情報もあります。その意味で便利な反面、難しい世の中かもしれませんね。