ニセコ高原を訪れて2024 final

実際の採取場所のトラッキングログ

今回は早朝からワイスホルンの山麓をアタックした。遭難対策として持ち歩いているGPSだけど、トラッキングログを読み出す事で過去のルートや場所を活用出来るのもメリットである。最近ではラジオを大音量で鳴らしている事もあり、過去ほどGPSを頼る事はないと考えていたけど、春に導入したGPSのトラッキング精度が想定以上に高く、タケノコを採取中でもかなり活用が出来る。

山を登り始めた時、足下をカタツムリが横断していた

早朝の到着は気温や虫の関係でベターである

早朝は雲が多かったニセコ高原だが、9時くらいには青空が広がっていた。ハイキングなどでは晴れた方が気持ちが良いのだけれど、山菜・・・特にネマガリの場合は気温は低めの方が発汗を抑えられるし、吸血昆虫の発生も少なく楽が出来る。この為、気温の低い早朝から山を訪れるのがベターであろう。

ほぼコシアブラは終焉だ 僅かに日陰の木で三本ほど若芽を摘んだのみ

標高500m程度の高度では平野と10日ほどの違いしかないと感じるコシアブラだが、ニセコ界隈ではかなり豊富に生えていると感じる。もっとも、ネマガリの藪にランダムに生えているという感じなので、コシアブラ狙いでも遭難対策はタケノコと変わらない。

レンズが曇り、画像処理をかけたもの 大きなコシアブラの木であった

ネマガリタケの藪

食べて美味しい赤竹なのだが、ある意味で保護色かも

今回は実質は5時くらいから8時くらいまでの時間で、採取したタケノコは8キロ程度と昨年の半分ほど。瓶詰めで保存をするわけではないし、自宅で楽しんだり、知人に配ったりする分としては十分ではあるものの、タケノコ採りの楽しみは採取の際に折れる音が快感という事もあり、採れるなら採れるだけ採りたいというのも本音である。勿論、上限は背負える重さという事もあるので、20kgほどが常人の一つの目安になるような気がする。

先行されていたようだけど、自宅で楽しむ分と知人らに配る分は確保出来た

ネマガリタケの藪に生えている木は圧倒的にコシアブラとオオカメノキが多い

4 件のコメント

  • 道南行ってきました。
    A川K沢はヤマメ魚影が復活しました、林道工事でいつもの駐車場所に停められず、大分下から釣り上がりましたが、入釣地点は小型ばかりで(解禁前の密漁の影響でしょう)したが、釣り上がるにつれ魚が大きくなり、典型的なポイントのほか水深のあまりない平瀬にも魚がついていて楽しい釣りができました。
    5:30に入り上流部の橋で終了したのが11:30でしたので久々に釣りに集中しました。
    単独釣行で入釣時は霧雨でカッパを着ての最悪のコンディションでしたが、途中で雨が上がり気温も上がってきたのでヤマメ釣りには最適だったかと思います。魚籠はダイワの保冷式の小を使っておりますが、満杯になりました、最大は22㎝。
    帰りは熊スプレーを握っての林道歩きを覚悟しておりましたが、軽のボンゴ車で上がってきている方がいて乗せてもらえました(地獄に仏とはこのことです)、崩落地点は軽なら何とか通れる状態。
    入釣地点に戻り出立のころには13:00を回ってましたのでこれで終了としました。
    早めに宿に戻り、貸し切り状態の食堂でご主人と魚(海の漁師さんです)と山菜と熊の話で盛り上がり楽しい時間を過ごしてきた次第です。
    熊の気配はなく、大分下流部の林道の舗装のところに2か所あったのみ、川原の足跡は鹿ばかり。
    今年の釣りも半分終了、来月は南十勝です。

    • Zenさん

      コメントありがとうございます。
      ヤマメの解禁、好漁だったようで何よりです。

      元々そちら方面は熊が多いので、釣行はなかなか勇気が必要なこの頃ですが、考えてみると広尾辺りで熊が小熊を引き連れて川を渡っていたりと、昔から道東も熊は多かった事を思い出しました。

      川原が広いので、いきなりバッタリは少ないと思いますが、どうかお気をつけて遠征ください。

      南十勝での好漁も期待しております。

      • 南十勝の釣り師匠から紫蕨、蕗が届きましたので電話したら、蕨の採取中、親から離れたばかりと思われる子熊2頭と10mで遭遇したとの事、大声で怒鳴りつけたら逃げたとの事で大事には至りませんでしたが、熊鈴とか何ら持ってなかったとの事で今時信じられないような話です。
        南十勝の熊はおっとりした性格というか遺伝子のようで、私も三度遭遇しましたが、いずれも熊の方で退散しております。尤も、確率の問題と思いますので、世間一般の対策はしておきます。

        • Zenさん

          コメントありがとうございます。
          十勝在住時も出没は頻繁ながら、人的事故は聞いたことが無い地域なのですが、仰る通り、生息数が増えてくると逸脱した性格の熊がいても不思議ではありません。

          釣りにしろ山菜にしろフィールドでは、気を抜かないで安全に楽しみたいものですね。