Pixel6を使ってみて

Pixel6に装着しているカバーはSpigen製のリキッドエアー。同社の定番製品でラギッドアーマーがあるけど、ストラップホールがあるこちらを選んだ。

Pixel6を使い始めて、約1ヶ月が経過した。既に不具合や多くのレビューが上がっているので、詳細なレビューを書く気はないけど、基本的にはカメラ性能を含め満足度は高い。欠点があるとすれば、指紋認証の不確実さと本体の重さだろうか。

前者については僕はSmart Lock機能を活用し、指紋認証の頻度を下げているのでそれほど苦痛には感じていない。Smart Lockというのは特定の場所や自分で指定したBluetooth機器が近くにある場合、スマホ側のロックを解除するという機能だ。

僕の場合はスマートウォッチを登録しているので、指紋認証は殆ど使わない・・・わけではなく、最大でも4時間経過でロックはかかると言われているけど、実際にはそれ以上にロックがかかるので、認証精度や性能はやはり気にならないというわけじゃない。

ただ、以前使っていた無印のXperia5についても、こちらは専用のセンサーを使っているわりには認識の精度が悪く、個人的な使用感では似たようなものと感じている。

Updateで多少の改善が入ったと言われているけど、恐らくこれについては劇的な改善は難しい様な気がする。ま、最悪は指紋認証をOFFでも良いのかなと、割り切るしかないような気がする。

ラギッドアーマーはカーボン調とゴムの組み合わせだが、リキッドエアーはシボというか溝入のゴムという感じか。

このカバーと保護ガラス(ストラップも含めると)と260g近くになるので、間違っても軽いとは言えないだろう。

重さについては本体のみで公称207gとこれだけでも重量級だけど、裏面もガラスという個人的には気に入らない仕様なので(見た目優先なのだろうけど、滑って使い物にならんのよ)、カバーは必須だ。

この為、実際の重量は更に増え、僕の場合は保護ガラスとカバー、リングストラップで約260gの重さがある。これをどう捉えるかだろうねえ。販売店のモックを持った以上に重くなるので、その点は覚悟しておいた方がいいとは思っている。

オリジナル写真

消しゴムマジックで人物を消したもの。影はそのまま残るなど、当たり前だが完璧な機能ではないものの、そのソフトウェア能力には感心する。

カメラ性能については、センサーサイズを考えると非常に良い。最近では1インチセンサーを内蔵なんてスマホも発売されており、当然ながらそれらの機種に比べれば画質は落ちるだろうけど、日常使いならこちらの方がバランスは上だと考えている。

道庁赤れんが 夜景モード 勿論、手持ち撮影 リサイズと角度微調整のみ

大通公園 ホワイトイルミネーション 夜景モードだが、光量があるので通常モードでも問題ないかもしれない。

夜景モードはソフト処理で行っているとはいえ、出てくる絵は感心する。

札幌ファクトリーにて この写真のみクリックでオリジナルファイル展開

この写真のみクリックすると元ファイルが開くようにリンクを張っているけど、等倍で確認してもディテールがキッチリ出ている。超広角ではなく、通常のメインカメラ(と言っても広角ではあるが)。

望遠が欲しいという事になれば上位機種ではるPixel6 Proという事になるけど、直販で4万ほどの価格差がある。細かな差はともかく、大きな違いは望遠レンズがあるかどうかなので、その価格差をどう考えるか。

答えはないけど特に望遠を多用するという事でなければ、Pixel6とスマートウォッチでも仕入れた方が幸せになれるような気はするんだけど、その判断は個々それぞれだろう。