札幌市内の紅葉は恐らくだが10月後半あたりがピークであり、11月に入った今現在は落葉が凄く、木の種類によるけど紅葉も最終盤になっているように感じる。また、同時に雪虫の発生が今年は非常に多いようで、場所によっては服にベタベタと雪虫が付着する。
今日訪れた余市でも雪虫が多く、恐らくは関東以南から訪れたであろう観光客は、不快そうにしていたけど、三週間まえほど降雨の中の小樽で遭遇した小さな羽虫の大量発生の方が、個人的には閉口してしまうレベルであった。
平野の紅葉も最終盤であるタイミングで、ニッカウヰスキーの余市蒸留所を訪れてみたくなった。理由は単純で蒸留所の特徴的な建物と紅葉の組み合わせが、異国情緒溢れる景色だからだ。蒸留所の中身は何度か訪れると、有料の試飲くらいが楽しみで、わざわざポットスチルを見物したりはしないし、無料の試飲も今回は訪れるのを見送った。
ちなみに有料の試飲は値段は1000円前後するけど、今現在ではそれなりにレアな蒸留酒が飲めるのが楽しい。無料の試飲については、蒸留所を初めて訪れる人や只なら飲めるものは飲めるという人以外は、無理に飲まなくても良いのかなというのが僕のスタンスというか感じ方かな。
ブームになる前に訪れておけば無料の試飲で楽しめたと思うけど、最近は極当たり前の製品も入手できない品薄となっており、例えメーカーの蒸留所であっても、貴重なモルトなどを試飲に回す余裕がないという事のようだ。それでも、無料で三種類のお酒を出してくれるのはメーカーの厚意だと思うので、無料で見学させて貰える事を含め、感謝すべきだとは思う。