令和のPC環境整備

デュアルモニター環境へ 右のモニタが追加設置したもので、アームを介して設置した。その下が使う事のないTVである。

昨年末はPCを組み直したけど、今年については大きく構成を変える予定は無い。ゲームやベンチマニアであれば、新しいCPUやGPUに交換という事になるのだろうけど、個人的な利用では既に性能は飽和状態とも言える。ただ、細かな部分で課題も出ており、高負荷時のCPU温度がかなり上がっていた事と、モニタの作業領域を広げたかった。

前者はCPUクーラーを、Noctua製のNH-U12Aという製品へ交換した。それ以前は虎徹 MarkⅡという定番製品を選んでいたのだけど、定格よりも少しだけOCしているCPUなので結構な熱が出ていた様だ。恐らく、虎徹でも必要十分だとは思うけど、高負荷時の安心感が欲しかったという事だ。

Noctua NH-U12A

過去には水冷に走った事もあるけれど、水冷のシステムは冷やすという意味では安定感はあるものの、ポンプやラジエーターの稼働音が意外に大きく、また、故障や冷却水漏れなどの不安もあり、トータルするとシンプルな空冷の方が安心感を感じる。勿論、組む人の考え方と使い方、コストのかけ方で判断は異なるので、あくまでも僕はという話だ。

モニタの作業領域については、求めているのは物理的かつ解像度だ。ただ、僕の場合はキャリブレーションが出来ないモニタは対象外となるので、今の環境のまま拡張を行うとなるとモニタを追加するしかない。ただ、そのモニタは単にブラウザを開いたり、動画を流したりという用途なので常識的な画質であれば、大きさは小さくでも構わない。

もっとも、市場で小さなモニタは逆に値段が高く、今回のような22インチくらいが一番廉価だと思う。画質は妥協しているけど、可能であればIPS液晶が欲しい。そんな今回のモニタはLG製22MK430という物でお値段11Kほど。値段が値段なので画質は期待していなかったけど、実際の表示はサブとしては十二分だと思う。

※勿論、細かな部分は宜しくないです。何よりも画質の調整が殆ど出来ませんので…輝度、コントラストくらい。

こうした廉価なモニタは電源が内蔵されておらず、ノートPCの様なACアダプタ経由での給電の為、本体はペラペラだし非常に軽量である。メインモニタであれば電源内蔵は必須だし、制御回路やバックライトなどの質を求めていくと重量級の筐体となってしまうけど、今回の様にこれまた廉価なモニターアームに取り付けるという用途では、軽量なのはありがたい。

ちなみにモニターアームはGH-AMCA02というもので、グリーンハウス製のもの。ネット通販が一番安く、Amazonなどでは4Kを切っている。机の天板などクランプを挟める場所がある場合は、値段を考えると悪くないと思う。

モニタの置き場所があれば、こんなアームは不要なんだけど残念ながら置き場所がなかったのだ。TVを撤去するという事も考えたけど、これはこれで万が一の場合の情報収集に使えるので撤去はちょっと乱暴過ぎるかなと。