札幌のノハナショウブ

サイクリングロード周辺に咲いている

釣りやタケノコ採りで忙しかった事もあり、一ヶ月ぶりにそれなりの距離を走った土日だった。初日は無煙浜までを同じ道で往復して80km、二日目は手稲の運転免許試験場に用事があったのでとりあえずは手稲に行き、それから新港を横切り、普段の川沿いルートを帰還した。こちらも申し合わせた様にジャスト80km。二日で160kmだから、体調を維持という目的には丁度良いのかも。

強者は1日で走る距離だろうけど、朝食を食べて出発し、午前中には自宅に帰還するという計算でいる。夕方まで走るという気は、夏場はないし、多分、体力的に少々厳しいと思う。

長い前置きになったけど、あいの里近くまではサイクリングロード+堤防のルートを利用することが出来るけど、途中の中沼浄水場辺りでノハナショウブが咲いているのを見かけた。全道的に原野にはよく見かける種だけど、札幌市内ではなかなか見かける事はないと思う。

大群生とまではいかないけど、ぽつぽつと咲いていたし、まだ蕾の株も多かったので来週くらいまでは楽しめるのではないだろうか。難点はサイクリングロード沿いなので、自動車や歩きではアクセスに少し難があるということ。ただ、取水施設近くまでは車が入れるので、後はサイクリングロード沿いを左右に歩けば花を見つける事はたやすい。

今日(7/7)の今日時点では蕾も多かったし、かなりの開花もしていたけど、未来の保証は出来かねます。咲いていなかったと言われても困るし、わざわざ行くなら江別の群生地へ行った方が満足度は高いと思う。

おまけで下の方に数年前の濤沸湖に咲いていたノハナショウブの群生写真をアップしておいたけど、こうした群生や尾岱沼などをはじめとした原生花園が望ましい。それもある程度の湿地じゃないと駄目みたいだ。

ちなみに石狩で良いというのなら、マクンベツ湿原はノハナショウブが多かったね。立ち寄っていないけど、恐らくは見頃を迎えていると思う。ただ、この時期はあの遊歩道はちょっとだけ注意かな。夏の湿地だからね。

群生というより点在だが、市内で自生しているのは貴重だと思う

中沼浄水場の取水施設を中心にしたサイクリングロードより川側に点在している

これは数年前の濤沸湖

無煙浜のハマナス 砂地に多い若い株で、地面すれすれに開花していた