薄曇りではあったが、出かけるには小春日和の今日は行楽に出かける人も多かったようで、
今のタイミングでこの人出なので、本格的な紅葉が始まると更に混雑は増すのかもしれない。
渓流を除き、今時期の道央や道南は魚釣りとしては端境期であり、アメマスを狙うには川も海も少し時期が早い。道東では本格的な遡上アメマス釣りが始まっているけれど、土日で長距離移動を行う釣りは、流石に辛くなってきた。
そんな今年は、晩夏の頃から釣友と一緒に入っている山へ何度も訪れている。理由は比較的安全な場所であるという事と、様々なキノコが発生すると聞いているので、季節の移り変わりと共に、どのようなキノコが生えるのかを1度経験したかったからだ。
あわよくば走りのエノキタケでも出ていないかと考えていたけど、車を降りた瞬間、それは甘い考えであることを悟った。標高がそれほど高くないこの山林は、まだまだ気温が高く、晩秋のキノコであるエノキタケには早いと思える。
それが証拠にスギタケ類が斜面に群生しており、ツルタケなども時々見かける。ヌメリスギタケモドキも幼菌もまだ出ており、虫食いも皆無であったけど、このキノコは独特の癖があり、採取してまで食べようと僕は思わない。勿論、好みなので好む人にとっては、今年は豊作の年ではないだろうか。
さて、この定点観測もあと1度か2度行えるだろうか。次週はまだまだ早いであろうから、月末か来月初旬かな。その頃にはアメマスも狙えるようになっていると思うので、気温が下がったその頃にまた訪れてみたいと思っている。