Kindle Fire HD10(2021)

左からKindle Fire HD10(2021)、Kindle Fire HD8、HUAWEI Madia Pad M5

Androidタブレットは手頃な価格で性能も良いと思える新製品が殆ど出てこない為、AppleのiPad以外は買おうと思う製品が殆どない。

もっともiPadについても製品自体は悪いという感情はないけれど、コスパを考えると積極的に買う理由もない製品だと僕は感じており、実際、価格がネックになっている。一番安い無印iPadでも性能は十分だと思うけど、アップル製品はストレージ容量と価格の釣り合いが妥協できるレベルではない。

ストレージ容量については、本当はSDカードが利用できればいいのだけれど、最近はAndroid端末でもSDスロットが未搭載という製品も増えてきた。SDカードを使わない(レス仕様)理由もわからないわけじゃないけれど、読み出し速度を重視しないようなデータを廉価に確保できるという意味では、選択の自由があっても良いような気がする。

何だかんだ言っても、機種変更の時はデータ移動が楽なのもメリットだと思うしね。

そんなタブレット談義はともかく、タイトルのKindle Fire HD 10というのはAmazonが発売している格安の10インチタブレットだ。通常価格で15Kくらいなんだけど、何故か期間限定で2550円引きというセールを某店で行っているので、消費税を加えても13Kに届いていない。

ここまで安いと安かろう悪かろうという製品も多いけど、KindleについてはAmazonのコンテンツを楽しむという利用方法であればコスパは非常に高い製品だと思う。Androidベースとはいえ、一応は独自OSとなっているのでAndroidのような自由ははないけれど、(Amazon)プライム会員であったり、電子書籍としてKindleを利用しているのなら、Kindle Fire系の端末は優れた端末だと思う。

勿論、細かな事を言えば、スペック的には他の端末よりは落ちる事は沢山ある。でも、自宅でスタンドなどに置いてコンテンツを楽しむという使い方であれば、この価格は利用者にとって十二分な端末だと思う。

勿論、Androidベースとはいえ独自OSなのでGoogleのサービスは制限があり、Google Playから自由にアプリをダウンロードしてという事は基本的にはできない。まあ、リスク覚悟では可能ではあるけれど、個人的には割り切ってAmazon専用端末として使った方が良いとは思う。

ま、使い方は各自の自由ではあるけれど、この価格(約13K円)で使えるなら例え何かあっても良いのかな。実際、高級感はないけど、安っぽさも感じない。動作もプリセットアプリを使った限りでは、軽快に動作する。

元々、持ち運びは想定していないので、これまでのHD8を使うことは殆ど無くなりそうだ。