Wise Masau

異様なブレードの厚み

急遽、週末の十勝川遠征が決まった。次回は河口かなと思っていたけど、それはそれで仕方が無い。問題はロストした分のスプーンをどうするかであった。

退社後、近くの量販店へ寄ってみたけど、常用している Magnum Spoon の欲しい色と重さが無い。代わりに買ったのが、写真の Wise Masau というスプーン。ダイワからサクラマス用として売られているスプーンで30gのモデルだ。

直ぐ品切れになるこの量販店だけど、流石にこんなものを使うアングラーは少ないようで、数ヶ月経っても売れ残っていた。感心するのが、重量は付属のフック込みでジャスト30gというところだろうか。まあ、それはさておき、実は昨年末の十勝川でもこのスプーンを試用したところ、僕の使い方には合っていた様で何匹かのアメマスはこのスプーンを使用したものだ。

流石に30gもあるので、飛距離は稼げるし、フォール速度も速い。但し、これだけ重たいブランク(厚さをみても明白)なので、スローでリトリーブするという使い方を十勝川で行うと、ロストが頻発する。基本はジグと同じように、リフト&フォールで誘うには良いスプーンだと僕は思っている。

問題なのが、この30gという重量かもしれない。キャスト出来るタックルかどうかが問題なんだよね。幸い、僕のタックルは上限が30gまでなのでこの点は問題はない。ただ、重すぎる重量は場所を選ぶのも事実。このスプーンの良いところは、全部で4種類のウェイトが揃っていて、30gの下に22gが用意されていることだろう。この重さであれば、汎用性が広がるし、スプーンらしく使う事も可能なので、どちらかと言えば22gを推す。

また、カラーはど派手なこんな色だけど、十勝川のアメマスに関しては実績が高い。まあ、この辺はお好みで。