新緑の十勝にて

Photo/Travelへ［2011 十勝での風景］を追加しました。

中札内　六花亭　六花の森

十勝地方というのは、日本でも有数の日照係数高い土地であり、晴れの日が多い。広尾など海沿いはともかくとして、内陸は寒暖の差も大きく、冬は寒く、夏は暑い。それだけに四季の移り変わりがハッキリしており、今時期は晴れれば初夏の様相をしている。

そんな十勝にいっときでも在住し、その自然に触れる事が出来たのは幸せな事だったと思う。今でも日高山脈が見える平野を訪れると、懐かしくもあり、心躍る土地の一つだ。だから、一気に帰れる場合でも十勝に立ち寄り、昔と同じように酒を呑む事が多いのだ。実際、僕は酒は嫌いじゃないけれど、自宅では殆ど呑む事はないし、札幌でも希につきあいで酒を呑む程度。帯広で呑む回数の方が多いような気がする。

それはともかくとして、土日は十勝の自然を釣り以外で久しぶりに満喫した。滅多に行かない場所にも寄ってみたしね。あと、今時期の旬はアスパラガス。泊まった宿では、送料込みだけどLサイズで1キロ3300円也。どうみても高いのだが、送料があるので1000ほど差し引くと2300円か。これでも正直とても買う気がしない。ちなみに音更農協直売の価格をネットで調べてみると、恐らく同じサイズと思われるのが1600円。まあ、これなら妥当かなと思わないわけじゃないけど、僕が狙っているのは規格外品…様はハネ物である。

この時期、早い時間に行けば、売られている事が多い某所へ赴き（殺到したら困るので、書かないです。隠す事もないので、どうしてもという方は、個別にどうぞ）冷蔵庫を見ると、ありましたね。1キロ750円也（笑）。細いのから太いの。先が曲がっている様なのが殆どだけど、味は変わらない。何でも良いのなら、もっと安いハネ品もありそうだけど、ここのハネ品は在住時の定番で品質は良かったので値段は妥当でしょうか。これをゲット出来ただけでも、十勝を訪れた甲斐があったような気がします。

6月12日追記

道内では露地物の場合、アスパラの旬は5月下旬から6月上旬である。ただ、最近はハウス物も多いので、店頭に並んでいる期間は長いと思うけれどもね。このアスパラは最近では立派な北海道土産の様で、空港などでも箱入りで売られている。まあ、空港が高いというのは常識だけど、時々利用する空港の値段をみていると、物によっては高いという次元じゃなく、ぼったくりに近い。まあ、その値段を払っても良いという方がいるのは、道民として感謝しなければいけないのかもしれないし、世の中にはお金持ちも多いのでどうでもいいけど、僕的には相場よりも極端に高いのはどうなのかなとは思うね。

このアスパラの場合、全道の生産地で農協が直売している価格を参考にちょっと調べてみた。具体的なJAとその値段は書かないけれど道央、道北、道南、道東などを調べて五カ所でやめたけど、1kgのLサイズで最低が1600円で最高が2000円。平均すると1826円なんて感じだ。少し細めのMサイズだと更に安いけど、通販は贈答用でもあるので基本的にはLサイズか2Lサイズを扱っていることが多いようだ。

まあ、年によって価格の上下はあるとしても、キロ2000円前後を払えば太い立派なアスパラが買えるということだ。正直、自宅で食べる場合はこれでも全然高いと思うけど、土産にするという事であれば、これくらいの価格はまあ良いのかなと思える感じではある。そして、これが相場だという事だね。そういう意味では先日の750円は破格値だね（笑）。実は昨日（6/12）も釧路の帰りに寄ってみたんだけど、10時過ぎなのに売り切れてました･･･残念。

この価格、営業妨害じゃないけど生産者以外の通販サイトにも言える。どこだかは流石に書けないけど、何処かなどは規格外品を正規品並の価格で売っていた。売買だから、双方それでいいなら構わないのだけど、やっぱり地元の相場から大きく外れているのは如何な物かとは思うがね。特別に高い理由があるのなら良いけど、そんな事はないような気が・・・。通販サイトの値段にもご注意くださいませ。