一枚の写真

思い出の川

昔はGW過ぎにタイヤを交換していたけど、最近は阿寒詣で連休明けの降雪にあたった過去の苦い経験もあり、20日過ぎというのが定番となっている。タイヤ交換に限らず一ヶ月に一度くらいは釣り以外の事をする必要があり、10月半ばと共に今月の下旬に夏から冬、そして冬から夏へのシフトを行う。帰宅後は乾燥を行うウェーダーも乾燥が終われば収納BOXに入れ、車に積みっぱなしだからタイヤと共にウェーダーも衣替えだね。

そんなタイミングで身の回りの作業をしつつ、Web Siteの方もようやく9割ほど移行を終えたところだ。細かな部分は毎日のように手直しをしているけど、問題だった過去のコンテンツの移行もPDFでまとめてしまうという荒技を施した。昨日は釣行記ではないけど、過去に書いた文をInDesignに流し込み、フォントを置き換えて書き出したりなどという作業をした。そうした作業の中で、かつて餌釣りで山女魚を狙って南十勝を彷徨っている頃の事を思い出した。爺の昔話ではないのだけど、餌からルアーへ移行し、狙う魚もアメマスが主体となった今は、ある意味でその頃の事を忘れていたんだよね。

過去コンテンツを残す理由にその思い出を残すという意味もあるんだけど、久しぶりに昔書いた文を読んで釣りの思い出が蘇ってきた。無性に昔の写真が見たくなり、色々漁った中で南十勝で通っていた渓流の大場所があった。それが掲載した写真で、河原が広い川が多い南十勝の渓流では異質なポイントであり、僕が十勝に来て短い竿では話にならないと感じた場所だ。この岩場は長さが300mほどあり本命として入渓することはないけど、岩場の中に瀬と淵が交互にあるので幅広山女魚や遡上したアメマス、そして釣ってはいけないけどサクラマスが良く溜まっていた。

遠征までして行きたいとは思わないけど、スポット的に立ち寄るには魅力ある場所だなあ。ただ、この場所は僕が初めて羆に遭遇した場所なんだよね(笑)。どうも、それがトラウマになってねえ。当時は遭遇した後も単独で平気で入っていたのだけど。