テングタケ

通勤途中の神社境内に生えていた

反った傘は老菌である事を示しているけど、木の下に生えていた為、傘の白いイボも健在だ。

このキノコは晩夏から秋にかけて生える様だけど、ベニテングタケは若干これより遅いような気がする。

同時期に生えるのが、数少ないテングタケ科のキノコの中で、食べる事の出来るタマゴタケだ。

ただ、100%同定は出来るタマゴタケだけど、仲間のキノコがえげつない猛毒キノコが多く、採取を躊躇うのは事実だ。

それでもタマゴタケは、非常に美味しいキノコであると思う。

テングタケ 別の日に出ていた若い菌
まだ判別は出来ないものの、恐らくはテングタケのツボである
アミガサタケ 先端がドロドロでハエがたかっていた。先端部分から匂いを出して虫をおびき寄せるとか。
これもテングタケの幼菌
これくらい開いたテングタケが1番立派に見えるけど、意外に脆く、簡単に傘外れてしまうのだ。
出たばかりのテングタケ。神社境内だけど、周辺の木は桜である。
テングタケは大型のキノコなので、これだけ出ていると結構壮観である。
傷が多かったテングタケだけど、この幼菌は美しい姿をしていた。毒キノコだけれども。

2 件のコメント

  • キノコ、Fungiの季節となりました。
    テング茸は当別地区で多い印象があります。
    タマゴ茸は一昨年、月形から一番川に抜けるルートの森の中で一本だけ採取しました。
    10つ位に割いてタマゴスープにしましたが、流石に量が少なくはんなり出汁がという程度でした。
    似たものにタマゴ茸モドキがありますが、北見在住じ親子3人が誤食し2人死亡という痛ましい事故がありました。『北海道のキノコ』によると死亡率60〜70%、記載の正確さに驚いた覚えがあります。
    マイタケ、タモギ茸、椎茸ボリボリなど栽培物では敵わないと思いますが、ドクツルタケ(林間に単生)
    など美味そうな物もあり、要注意です。
    今日は化石探しで山奥に入りますが、キノコも見てみます。熊にも用心せんとです。

    • ZENさん

      こんばんは。コメントありがとうございます。
      今日の釣り場では、僅かですがナラタケの早生が出ていました。
      帰りの林道で針葉樹が生えていましたので、テングタケ科のキノコがないかなと探してみましたが、ヤブ蚊の猛攻に閉口して早々に退却しました。

      タマゴタケモドキは猛毒キノコとして有名ですね。実際、実物は私も見たことがありませんが、傘の裏とツバの色が黄色なのか白色なのか?、傘の条線があるか?で判断は出来ると思っています。ただ、いずれにしてもテングタケ科は100%同定出来る自信が無ければ、手を出さない方が無難なのかもしれませんね。