先週に引き続きニセコ高原を訪れたものの、本命場所と考えていた場所は霧に覆われていた。GPSを持っているとはいえ、霧というのは山では厄介なしろものだ。太いタケノコが揃うとはいえ、危険を冒してまでアタックするわけにはいかない。
それでも結果的にそれなりの量は確保出来たので、山遊びとしては良い一日だったと思う。天候も徐々に回復し、帰還時には雲が掛かっているとはいえ、羊蹄山の山頂も姿を現した。
ニセコパノラマラインも久しぶりに走ってみたけど、残雪に新緑の映える美しい景色が続いていた。やはり、この時期のニセコは訪れる価値がある場所だね。
上の写真は8本程度(9かも)のタケノコが写っている筈だ。間違い探しではないけれど、慣れないと見落としも結構発生するのがネマガリダケだと思う。基本は姿勢を低く、じっくり見渡すだろうか。上の写真のみクリックするとオリジナルサイズが開くので、探したい人は拡大してどうぞ。
5月中旬から楽しんできたコシアブラだけど、道央圏では500mほどの標高のあるニセコ高原でも既に終焉を迎えている。今回は日陰の木から幾らか採取が出来たけど、流石に殆どのコシアブラは上の写真のような状態だった。
それでも半月に渡り楽しめたのは、ニセコにかなりのコシアブラがあった為で、結果的に良いシーズンだったと思っている。
ただ、同じニセコでも西方面は何とも言えない。ドライブしていても植生が全く違うので、雰囲気的にはあまり期待が出来ないような気がしている。来年辺りはちょっと足を伸ばして調べてみたいと思っている。
釣りでも山遊びでも危険をゼロにすることは出来ないけど、リスクを低減することは装備によって可能だ。その一つは下の写真のGPSだろう。スマホのGPSでも代替えは出来ないわけじゃないけれど、バッテリーの消費を考えると専用品の方が無難は無難。乾電池駆動なので予備を持って行けば、長時間の駆動も出来るし、地図データは当然ながらローカルに保管されているので携帯圏外であっても問題はない。
これに加えて、サイレンのような音が出る物があれば余程の場所に行かなければ、遭難するリスクは低いと思う。油断は禁物だけれども。