グローブとスマートフォン

ピントが合っていないのはご愛敬。でも、グローブ先端に不細工な糸が付いているのは判るでしょ?

厳寒期でも指先を出して釣っている人には関係無いと思うけど、僕は完全防備で指露出はない。でも、グローブ装着でルアーチェンジは出来るけど、携帯電話の操作はかなり怪しくなる。着信やメール確認(文を打つのは無理だが・・・)は辛うじてというのが昨年までの話・・・。今現在はスマートフォンなので、物理キーでスリープ解除は出来るけど、ロック画面の解除はかなり難しい。

スマートフォンのタッチパネルは静電容量タイプと呼ばれるもので、触れる物は導電性がないと反応しないのだ。グローブはネオプレーンというか早い話がゴムであり、導電性は殆どないから原則的にタッチパネルの操作は出来ないのだ(但し、これは乾燥状態の事で水に濡れた場合、多少なりともタッチパネルも反応する。水自体の導電性はないけれど、十勝川の様に多くの不純物が含まれれると指とグローブの先部分が通電状態となるようだ)。

もっとも、これはフィッシンググローブの話ではなくても防寒用のグローブでも同じだ。だから、市場ではスマートフォン対応のグローブも製品化されているけど、流石にネオプレーンのフィッシンググローブは今のところ無い様な気がする。

写真はネオプレーングローブの先端に、導電性の糸を付けたものだ。裁縫作業など不得意な分野なので不細工ではあるけど、一応これで水に立ち込んでいる最中に着信しても、メールを受けても何とか操作は出来るようになりそうだ。別に釣り用だけじゃないと思うので、グローブしたままスマートフォンを使いたいという人は試してみるのも良いかも。数百円で対応出来ます。

注意点というか動作原理として、指先と縫い付けた先端(タッチパネルに触れる部分)が、糸を通じて導通していないと動かない。この為、表裏を確実に通す事と指先に糸が当たるようにするという事が必要です。入手はネットが便利かも。「導電糸」で通販サイトもヒットするので、興味のある方はどうぞ。