夏季開園の始まった北大植物園を、カメラ片手に歩いてみた。花の季節としては、若干早いかなと感じるけれど、桜も開花しているし、シラネアオイも既に開花している。スプリングエフェメラルの花々も開花が始まっているけど、オオバナノエンレイソウが一部で開いているという感じで、もう少し先になれば、白い大きな花を咲かせてくれると思う。
フィールドに行けば珍しくもない花々だけど、都心にあり、それなりの規模を誇る北大植物園はやはり貴重な存在ではある。もっとも、一部の花は市内の公園でも咲いており、先日撮影したカタクリなども豊平公園だ。もっとも、植物園は入園料がとられるという事もあり、ある一定の抑止力が働いている様でカメラマンが集結という雰囲気になることはない。
同好の士が集まるという場所は、色々な情報を交換できたり、仲間が増えたりするという利点もあるだろうけど、限度というものがあり、レンズが立ち並ぶなんて場所には行きたいと思わない。そういう点では釣りも同じであり、基本的に人混みが嫌いなのだろうね。でも、趣味というのは一人の時間が欲しいとも思うのだが、その点で北大植物園はのんびり過ごすことができる好きな場所だ。