秋の味覚

茸鍋 市販の茸も入っているけど、主役はナラタケである。

茸鍋 市販の茸も入っているけど、主役はナラタケである。

食欲の秋といわれるけど、僕に言わせれば食欲など一年中あるのだからと思うのだけど、実際に暑い地方だと涼しくなると食欲は増してくるそうである。そんなことはともかく・・・


北海道は四季がはっきりしている気候であり、その意味では秋は多くの作物が実り、山も然り。ラクヨウ(ハナイグチ)やボリボリ(ナラタケ)などの茸や木々の実も好きな人にはたまらないであろう。

そんな秋の週末、道南の釣友が営む温泉宿を訪れた。いつも気を遣って頂き、美味な料理が並ぶのだが、この季節は茸が旬である。夜の宴の為にラクヨウとボリボリを朝から採取し、夜に間に合うように下ごしらえをして出して頂いたのが茸鍋とラクヨウのおろし和えである。

鍋の方は豚肉やシイタケ、エノキなどの市販の食材が入っているものの、主役はやはりボリボリである。この茸は本当に良いダシがでてとにかく美味しい。秋が深まれば、それこそ天然のナメコやエノキダケ(市販の白いものとは別物である。これもダシが出て汁物にも良いし、仲間はジンギスカンもお勧めとか)も鍋に加わることであろう。

アキアジやサンマ、新米(最近の北海道米は本当に美味しくなりましたね)などの農作物など秋に美味しい食材は多いけど、ボリボリなどの茸は売られている事もあるけれど、やはり鮮度の良い採りたての物を食べると全く味が違う。やはり、こればかりは自分の足で入手するのが一番ということなのであろう。

ラクヨウのおろし和え

ラクヨウのおろし和え

茸鍋を御馳走になったのだが、採取したナラタケは「プロに茸提供など出来ん」という理由で全て自宅に持ち帰った。写真は平面に見えるけど、帰宅後に下ごしらえをしたところ思った以上の量がある。大きなボリボリは柄を落としたけれど、とてもボール数個では入りきらない。パスタを茹でる鍋が十勝から持ち帰った事を思いだし、それに何とか収容し、現在は虫だし中である。

一度じゃ食べられないから、虫だしが終わった時点で冷凍保存だね。知人友人に配ろうとも考えたけど、野生の茸だけは間違いなくボリボリだと判断していても、僅かながらにリスクがあるので思い直して全て持ち帰った。今年は暫くは楽しめそうだね。

ボリボリは今年はこれで十二分である。残りはエノキダケかな。ナメコも欲しいけど、山を知らないとなかなか当たるものじゃない。エノキダケは比較的近場や極端な話、十勝川の河畔林にも沢山生えているから採取場所に困ることはないからね。

今回の収穫 二人で入ったので、総収穫量は写真の二倍である

今回の収穫 二人で入ったので、総収穫量は写真の二倍である