SNS疲れ ?

個人のネット利用では、恐らく1番使われているサービスといえるSNSだけど、スマートフォンの普及で何処でもアクセス出来る様になり、知らぬ間にSNSへの依存が深まっていたと自覚してしまった。

勿論、SNSは良い面も多々あり、全てを否定するつもりはない。でも、依存しすぎるのも問題があるわけで、投稿への「いいね」などの反応が気になったり、コメントへの返信ラリーが続く様になると、どうしてもSNSへのアクセス頻度が高まってしまう。

目が覚めて最初に行うことが、スマホでSNSのチェックという生活は、間違いなくSNSに依存しているだろうし、中毒であるとも思う。ただ、幸いな事に僕の場合は、人の投稿を読んで、魚が爆釣とか、美味しそうな食べ物をみても、嫉妬は殆ど感じないので、まだ心は病んでいないようだ(笑)。でも、中には他人の幸せ投稿と自分を比べ、鬱になる人も居るらしい。

でも、SNSの投稿などは生活の中のハイライトシーンばかりだし、投稿時に盛っている事も考慮しないといけない。ましてや、そうした投稿はSNSの場合は、黙ってもタイムラインに流れてきてしまう。

あるいは新着投稿が、スマホやPCの通知画面に表示されたりする。僕の場合は表示が鬱陶しいので、通知はOFFにしたりしていたけど、それでもアプリを開けば、未読の投稿がわんさか入ってくるものだ。

僕も昔は釣りの釣果などの投稿も行っていたけど、かなり早い段階でそうした投稿は”自慢”にしかならないと気がついたし、僕も人の自慢投稿などは嫌だったから、そうした投稿はやめるようにした。それをどう考えるかは利用者それぞれだろうけど、僕はそんな投稿はしたくないから、最終的には釣りに関する投稿そのものも減ってしまった。

近年では花の写真などを投稿していたけど、これは写真を自慢する気持ちはなく、四季の案内みたいな気持ちだったね。もっとも、そうは言いながら、くだらない食べ物投稿を行っていたので、偉そうな事は言えないけれども。

それと、とにかく面倒なのが、「いいね」などのリアクション。受ける方はともかく、こんな投稿知ったことか!という他人の投稿も数多く流れてくる。そんな投稿は完全スルーが望ましいんだけど、中には親しい知人の投稿だったりして、義理でもリアクションをしなければいけない事もある。

本来こんな事で悩む必要はなく、適当な距離でSNSを利用すればいいのだとは思う。でも、誰から「いいね」がついたかが気になるなど、自分に対する反応を過度に心配する人は結構大変だと思うし、お返し的に投稿全てにリアクションするという義務感も生まれてしまう。

僕自身はそんなリアクションなど、自分の好きにすれば良いとは思うけど、それでも自分自身も義理的に押した事がないとは言えないから、多分、利用者皆さんも似たようなものだろうと思う。全くスルーされたら、寂しいだろうし(笑)。

でも、今回、SNSへの依存度が高すぎると自覚してからは、非常に近い友人の投稿に対してもリアクションは控えていたし、何よりもネットへのアクセスも減らしていた。それでも焦りや心配は殆どなかったので、今朝の段階でSNS上で利用を減らす旨の投稿を行った。

止めるとは宣言していないので、同じペースに戻そうと思えば戻せるのだけど、こうした期間が長ければ、もしかするとリアルな生活にも影響が出てくるかもしれない。仲間はずれ状態とかね。ただ、そんな事はどうでも良いし、全く心配はしていない。”集う”のは歓迎するけど、”群れる”のは嫌だもの。