来週予定しているワカサギの仕掛けを買いに、市内の量販店を訪れてみた。
仕掛けは予定通りと言いたいけど、売られている仕掛けは基本的に本州仕様であり、ハリスが細すぎるきらいがある。網走湖の場合、魚体が大きいため氷の下で魚が走る事が多い。その時に針が氷穴の壁に引っかかったりして、ハリスが切れてしまう事が多発する。
それ故、本音を言えば魚の食いは多少落ちたとしても、もっと太いハリスを使いたいと思う次第。昔は網走湖近くの釣具屋で、そうした仕様の仕掛けも売られていたけど、今はあるのだろうか?それはともかく、釣り具屋というのは色々な商品が売られており、つい余計な物を買ってしまうのが難点。今回はワカサギ竿を穂先を買ってしまった。
この穂先はシマノが展開している、ワカサギマチックと命名されたシステムの1ピース。一昔前、シマノやダイワといった大手総合釣り具メーカーは、ワカサギ釣りというジャンルに対してせいぜい小型の手巻きリールくらいを販売していたくらいだ。
ここまでの細分化やシステム化は道具を進化させている反面、本来は子供でも気軽に楽しめる釣りであるワカサギ釣りの敷居を上げてしまった気がする。鯨の髭などを使った道楽的な道具は昔から高価だったけど、今回の穂先だけで4000円以上もする価格は微妙だ。
もっとも、違うメーカーが出していたワカサギ竿も似たようなグラス素材で平たく薄くした穂先の竿はそれなりの値段だった。でも、グリップまであって5000円以下だからね。ただ、グリップ(電動リール)と穂先が分離して販売する事で、例え穂先を折ったとしても交換で修復出来るという点はメリットかもしれない。
ただ、リールよりは廉価なグリップにしても、メーカー製は5000円くらいの値段がする。各社保証はしていないけど、穂先根元は5mmなのでA社のグリップにB社の穂先などという組み合わせで問題はない。逆に接続部の調整(緩すぎず固すぎず)が出来るのなら、自作でグリップを作れば、上等なテバネを作ることが出来るかもしれない。廉価なテバネグリップをメーカーが作成してくれれば手頃で良いんだけど、リールを売りたいメーカーからは出さないでしょうね、きっと。