道東の河口域は、長い年で5月の連休前後までが釣期とされている。釣り場までの距離が近かった頃、GW後の河口域で爆発的な釣果に驚いた事もあるけれど、やはり連休は一つの節目となるのは間違いはない。
先週に引き続き、初日は北海道の東の果てにある河口域を釣り歩いた。結果的には、型が小さく、数は出るけれど過去の実績を思うと消化不良気味と言える。結論から言えば、昨年のアメマス大量死というアクシデントから、まだ復活してないという事なのだと思う。でも、それは時間が解決してくれる問題だ。この地の釣りが好きな釣り人は、いつかまた良い釣りが出来る事を願い、この釣り場を見守っていくと思う。
今回の遠征で帰宅する前に十勝川の河口に寄ってみたいと思っていた。年により、釣果のムラはあるけれど、今年の早い開幕を考えると、既に河口域もシーズン最盛期を迎えている筈だ。遅い出発故、釣果は多くを望めないと思っていた。それでも、今回は満潮からの下げが始まるタイミングで竿を出すことが出来た為、思った以上に魚の活性は上がっていたようだ。
三時間ほど竿を出し、釣果は5本だった。嬉しかったのが、2本出た60cm超のアメマスだ。長さはともかく、大きな尾鰭を持つ最高のコ ンディションと言える魚はフッキングした後、愛用している剛竿をバッドからねじ曲げてくれた。