・Photo/2013 Fishing Photo へ [2013 森深き山上湖 ]を収録しました。
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阿寒湖を訪れたのは、昨年の夏以来の事です。基本的にはいつもと同じ阿寒湖であったのですが、残雪は例年よりも多く、多くのポイント近くには、残雪が残っていました。
宿の主に聞いた話では、雪解け水が増える頃、珪藻が増えるそうです。例年であれば、水温が上昇した頃に無くなるらしいのですが、今年は水温が上がらず、その為に珪藻が多く残り、この為に若干湖水に濁りが入っている様です。
そんな阿寒湖の釣りは、厳しかったですね。魚が小さいし、連発も殆どない状況が続きました。但し、当初はスプーン中心にキャストを繰り返していた中で、新仔ワカサギサイズのミノーに換えたとたん、反応が続いたエリアがありました。この時は連発してバイトしてくるものの、バレも連発し、釣果も伸びない悪循環。
ただ、ルアーの釣りは興味で引き寄せ、リアクションで喰わせると考えていた僕も、今回だけはMatch The Baitという言葉を深く考えさせられました。ただ、サイズは同じでもレンジも大切です。似たような形状でも、ジグへの反応は殆どありませんでした。また、バイトし、乗ってからのバレも、今思えば堅めのロッド故に、ティップで弾かれているのかもしれません。
実は昨年までも似たような場面もあり、今年、湖水へ持ち込んだのは、例年よりも柔目のロッドです。ただ、今回釣れるサイズの多くは、まだ小型の物。それを考えると、大型の可能性がある湖タックルというよりも、更にライトなタックルの方が阿寒湖では、有効なのかもしれません。渓流用のウルトラライトは、流石にちょっと問題だとは思いますが、7フィート程度のライトロッドで細身の小型ミノーなどを引くなんてシステムが、今回の阿寒湖にはマッチしていたような気がします。
間違って70cmが来たとしても、障害物は基本的に何もない湖です。アメマスに関しては、問題なく捕れると思います。大型のサクラやニジマスが来たら?竿を魚に向けて、スプールを押さえましょう。これでラインブレイク1発でOKです・・・なんてのは冗談ですが、個人的にはやってしまう可能性があるのは、困ったものです(笑)。それ程、淡水のサクラマスやニジマスには、興味無いんですよね。在来種偏重主義者としては。
まあ、それは僕のスタイルなので、さておき・・・。
今回は、釣りの方もIさん、Kさん、Tさんと御一緒させて頂き、宿では御主人はじめ、釣り師の面々と楽しく過ごさせて頂きました。ありがとうございます。釣りの方は個人的には今一つではありましたが、夜の宴会を加えると楽しい楽しい遠征になりました。
そんな宴会の様子はご想像にお任せしますが、宴の場所は阿寒湖畔の名店です。わざわざ名前は書きませんが、ワカサギ天丼や阿寒湖コースなどのメニューがあり、フィッシングランドからも近いお店なので、直ぐに判りますね。そんなお店で食べた阿寒湖コースの一部をアップしておきます。
これは番外で、お店で飲んだ酒ではありません。宿泊した宿である東邦館の館長さんと、何度か宴席を御一緒させて頂いた事があります。その時、岐阜の日本酒で蓬莱が美味しいという意見が合った事があります。そんな事を覚えておられた様で、阿寒クラブ主宰K氏に預けられ、札幌へお酒は向かい、結局は東邦館に帰還したという曰く付きの酒です(笑)。しかし、相変わらず僕の好みに合った酒です。旨味があるけど、飲みやすいという味なのです。
上の写真から以下が、阿寒湖コースです。写真にはありませんが、これに御飯と味噌汁が付きます。ただ、今回は酒を飲みながらツマミとしてこちらのコースを頼んだので、御飯と味噌汁は辞退し、代わりに蕎麦を頼みました。
今現在、阿寒でのヒメマスは、パンケトー産です。水質が良いので、阿寒湖よりも養殖に適している様です。ただ、この魚は昔から高く売れた様で、現在でも高級品の部類に入ります。その意味で阿寒湖コースは刺身と塩焼きが食べられるのですから、このお店はリーズナブルなのかもしれません。もっとも、絶対値は3600円と安いとは言えませんが、年に一度の事なのでご容赦のほどを。
最後にTG2のGPSロガーをONのまま、1日を釣りましたが、これによってバッテリーが極端に消費する事はない様です。撮影枚数は70弱なので、少なくとも釣りの遠征でのロガーも有りかなと思っています。
Hiroshiさん こんにちは。
阿寒湖遠征お疲れ様でした(^-^)
また
今回もぃぃ感じのピクチャーを拝見させて頂きありがとうございます。
Hiroshiさんの感性を今シーズンも楽しみにしております(^-^)/
ziziさん、こんばんは
釣果的には少し残念でしたが、やはり通わないと良い釣りはなかなかさせて貰えません。年に一度か二度しか行きませんから、これは仕方がありません。
この時期の阿寒湖は、まだまだ緑がありませんので、写真もマズメ時期のシルエットしか面白みがないのですが、帰りの十勝は独特の景色が撮れました。もっとも、自分的に気に入っているのは、サイトへは掲載していないのですが(^_^;。
そうでしたね、ヒメマスはお造りも塩焼きもとても美味しかったと思います。
事前に飲んだ蓬莱のおかげなのかもしれません。
うまい酒にうまい食材そして上手い話し・・・釣における釣果とはこういうことも含めて言うのだと思った今回の阿寒湖です。
どうもありがとうございました・・・ただ最後のほうはほとんど記憶がございません(笑)
Higeさん、土曜日曜とお付き合い頂き、ありがとうございました。
蓬莱という銘柄は、飛騨古川にあります、渡辺酒造店という造り酒屋の銘柄です。この古川という土地は、観光地で著名な飛騨高山から少し外れているのですが、市町村合併で飛騨市となってからは、市役所がこの地にあります。
でも、観光地ではありませんので静かで、なかなか古い町並みが残されている魅力的な地です。僕も気に入り、都合二回ほどこの地に宿を求めました。
そんな蓬莱でしたが、美味しかったですね。館長にも感謝しなければなりません。釣りの方はご承知の通りではありますが、先日については北岸でもシステムを考えた通りで望めば、もう少し釣果は伸びたと思います。
もっとも、小型に合わせるというのも考えてみればナンセンス。今までも通りで良いのかなと思ったりもしておりますが、次回はDEEPの釣りかなあ。6月は然別と西表がメインで翌月はウミアメが本格化致しますので。
でも、今年最大のイベントは10日ですかね(笑)。