記録的な雪どけの早さは札幌で実感していたけど、フィールドの状況は想像でしか判断出来ない。本来でいえば1週間後に照準を合わせていたギョウジャニンニクの採取だけど、友人から10日ほど早いとの情報を受け取った瞬間、次の休みにアタックすることを決めた。
この時期の魚釣りはオマケ的な物で、本命はギョウジャニンニクのみである。それでも反応があれば粘ってしまうのも釣り師の性ではあるのだろう。
但し、水量は少なく、濁りは皆無の状況では多くは望めない。数投レベルでは反応してくれるものの、即スレて反応が無くなるのは渓流域と同じである。
そんな釣りの話はともかく、春の早い道南であったとしても、このタイミングでカタクリが咲いていたのは初めての経験である。カタクリが咲いていれば他の花も開花しており、フクジュソウやエゾエンゴサク、キクザキイチゲなども花を咲かせていた。
今回訪れたギョウジャニンニクの採取場所は2カ所。最初は自分で安楽場所と呼んでいる斜面で、平年の盛期は4月の2週目ころである。ところが今年については既にかなりの芽が出ており、日当たりの良い斜面では葉が開いているものも多かった。
2カ所目については平年では4月1日ころに芽が出始め、2週目くらいがピークという感じではあるけれど、既にピークを迎えている。来週も再訪予定だけど、最初の安楽場所の方が状態は良いかもしれない。